2024年、オーディション番組「timelesz project」で最終12人に選出され、注目を集めた鈴木凌さん。
その後、ソロアーティストとして本格的な活動を開始し、ラジオ番組『鈴木凌、幸せになってもいいですかっ?』やファンクラブ運営、リアルイベントなど多彩な挑戦を続けています。
本記事では、社会人経験を経て再び芸能界へと歩み出した彼の「覚悟」と、ディズニー愛に通じるおもてなし精神、さらには未来の夢まで、本人の言葉や動きをもとに丁寧に紹介していきます。
「今の鈴木凌が見たい」「何を目指しているのか知りたい」──そんな方にこそ読んでほしい内容です。
鈴木凌、ソロ活動への決意と覚悟とは?オーディションが人生を変えた瞬間
鈴木凌さんが再び芸能界へと歩みを進めた背景には、強い覚悟と、転機となったオーディション番組「timelesz project」の存在がありました。
ここでは、社会人としての経験から再びステージに戻るまでの心境や、芸能界復帰の裏側を詳しく紐解いていきます。
社会人としての経験が生んだ新たな気づき
一度芸能界を離れた鈴木凌さんは、東京都内の人気アクセサリーブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」池袋店で販売員として勤務していました。
この約1年間の社会人経験では、ルール・責任・協調性といった“現場のリアル”を学び、自身の内面を見つめ直す時間となったそうです。
「人生を変えてやるって決めて働いていました。上を目指して真剣にやっていたからこそ、たくさん吸収できました」
販売の仕事を通じて、お客様との対話やチームワークの楽しさを再認識し、「もう一度表舞台に立ちたい」という気持ちが日に日に強くなっていきました。

一回離れたからこそ、本当にやりたいことが見えたんですね
「timelesz project」がもたらした大きな転機
2024年、鈴木さんは約1万9000人が応募した大型オーディション「timelesz project(タイプロ)」に挑戦。
そこで最終審査まで勝ち残り、3次審査では2位という高評価を獲得します。
オーディション参加中も販売員として働いており、ほかの候補生とは異なり「仕事と練習を両立する」という厳しいスケジュールの中で挑みました。
にもかかわらず、パフォーマンスの完成度や人間性が視聴者から大きな支持を集めました。
「オーディションがなければ、今の自分はいなかったと思います」
“人間力”でつかんだ共感と絆
パフォーマンススキルだけでなく、仲間をフォローしたり、場を和ませたりする姿勢が評価され、SNSでも「優しさがにじみ出ていた」と多くの声が集まりました。
Instagramフォロワーは2025年3月時点で18万人を突破。
ファンの間では「鈴橋コンビ」と呼ばれた橋本将生さんとのコンビパフォーマンスも人気を博しました。

ステージでも、舞台裏でも“愛されキャラ”。そんな人柄が伝わってきました
自分らしい“覚悟”を持って再出発
社会人経験とオーディションを通じて、鈴木さんは「自分にとって芸能活動は天職」と確信します。
責任感や周囲への配慮を身につけた今、彼の言葉や表情には、迷いではなく揺るがない決意が込められているのが伝わります。
「お客さんと目が合った瞬間に笑顔になってくれる。それがうれしくてたまらないんです」
【表】鈴木凌さんの芸能活動再開までの簡易年表
年月 | 出来事 |
---|---|
2022年 | 芸能活動を一時休止し、一般企業へ就職 |
2023年 | CASETiFY池袋店で販売員として勤務 |
2024年 | 「timelesz project」オーディションに挑戦し最終審査進出 |
2025年3月1日 | ソロアーティストとして公式ファンクラブを開設 |
“ミッキーになりたい”発言の真意とは?ディズニー愛とおもてなし精神に迫る
「ミッキーマウスになりたい」──この一言に、驚いた方も多いかもしれません。
しかし、この言葉には、鈴木凌さんがアーティストとして大切にしている価値観が込められています。
ここでは、彼の深いディズニー愛と、それが芸能活動にどう影響しているのかを掘り下げます。
幼少期から自然に身についていた“ディズニー的価値観”
鈴木さんは幼い頃からディズニーと深く関わってきました。
家族ぐるみでディズニーファンだった影響で、誕生日や記念日は毎年東京ディズニーリゾートで過ごしていたそうです。
特に「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」に宿泊した際の記憶は、今でも鮮明に覚えていると話します。
「本当にキャストさんたちは“夢の国の住人”だと思っていました」
その空間の魅力に惹かれた少年は、やがて「自分も誰かに夢を届ける存在になりたい」と思うようになります。
“観察力”が育てた表現力と世界観
小学生の頃から、パーク内でキャストの動きや空間の作り方を観察し、「なぜこの場所にこの装飾があるのか?」を考えるのが好きだったという鈴木さん。
この姿勢は、今のステージ演出やMCトークにも活きており、観客を“その場の世界観”に引き込む力として現れています。

ステージって、ただのライブじゃなくて“世界に入り込む場所”なんですよね
“ミッキーになりたい”の本当の意味
「ミッキーになりたい」とは、見た目の話ではありません。
ミッキーマウスの「誰に対してもポジティブな存在であり続ける」姿勢に心から憧れているのです。
どんなときも笑顔を絶やさず、疲れていてもゲストの前では最高のパフォーマンスを見せる。
そんなミッキーのプロ意識は、鈴木さんにとって“理想の姿”だと語っています。
💬「僕も、誰かの“元気の源”になれる存在でいたいです」
“誰かのために”を貫くおもてなし精神
オーディション期間中にもその姿勢は表れており、仲間が緊張しているときにはさりげなく声をかけたり、疲れているスタッフにも気配りを忘れないなど、自然な“おもてなし”が高く評価されていました。
また、ファンに対しても常に感謝を忘れず、「自分のためではなく、誰かを笑顔にするためにパフォーマンスをする」という意識を持ち続けています。
ディズニーと鈴木凌さんのアーティスト理念の共通点
ディズニーの理念 | 鈴木凌さんの活動理念 |
---|---|
キャストは常に笑顔 | ステージでは前向きな姿勢を崩さない |
ゲスト第一主義 | ファンの気持ちを最優先に行動 |
非日常の空間を演出 | 楽曲・演出・MCで没入感ある空間を作る |
細部へのこだわり | 衣装や振付、選曲にも一切妥協しない |
鈴木凌の今とこれから!ラジオ番組やイベント、夢の“テーマパーク”構想まで
オーディションで培った経験と想いを胸に、2025年現在の鈴木凌さんはソロアーティストとして多方面で活躍しています。
ここでは、現在進行中のラジオ番組やファンクラブイベント、そして将来描いている夢について詳しく見ていきます。
ラジオ番組『鈴木凌、幸せになってもいいですかっ?』放送中
2025年4月2日から、interfmにて毎週水曜23:30〜放送されている地上波ラジオ番組『鈴木凌、幸せになってもいいですかっ?』。
この番組では、リスナーからのメッセージ紹介や、自身のエピソードトークを通じて「笑顔になれる30分」を届けています。
番組初回のオンエアで流した1曲目は、timeleszの『Rock this Party』でした。
「この曲は、自分の原点。聞くだけで気持ちが引き締まります」
なお、ラジオの裏トークなどは、音声プラットフォーム「AuDee」でも配信されています。
ファンクラブ限定イベント「Greeting Party vol.1」開催
2025年7月22日、大手町三井ホールにて初のファンイベント『鈴木凌 Greeting Party vol.1(通称:りょうグリ)』が開催されます。
1部は15:30〜、2部は19:00〜の2公演で、歌・トーク・企画コーナーと盛りだくさんな内容が予定されています。
会員区分 | チケット料金(税込) |
---|---|
FC有料会員 | 7,700円 |
FC無料会員 | 8,800円 |

ようやく直接“ありがとう”を伝えられる日が来ますね
“Nissy”に学ぶライブ演出と「テーマパーク構想」
影響を受けたアーティストとして、鈴木さんはNissy(西島隆弘)さんの名前をたびたび挙げています。
演出・世界観・ファンとの距離感に感銘を受け、「ライブそのものがひとつのアトラクションになる」という構想を自身の中にも持つようになったそうです。
「毎回違う世界に来たような、そんなライブを作りたいんです」
さらに、将来的には「自分のテーマパークを作りたい」という夢も公言しています。
毎日来ても楽しめる空間を作るため、今はステージでその“試作品”を試している段階だと語っています。
今後の活動予定と注目ポイント
現時点で音楽リリースやCDデビューは未発表ですが、ファンの間では「楽曲制作を進めているのでは」と期待が高まっています。
ライブや新曲公開の可能性については、今後のラジオ番組やSNSでの発信にも注目です。
2025年・鈴木凌の主なスケジュール
日付 | 内容 |
---|---|
2025年3月1日 | 公式ファンクラブ開設 |
2025年3月14日 | オンラインファンミーティング実施 |
2025年4月2日 | ラジオ番組『鈴木凌、幸せになってもいいですかっ?』放送開始 |
2025年6月5日 | TOKYO FM出演(山崎怜奈の誰かに話したかったこと。) |
2025年7月22日 | Greeting Party vol.1(リアルイベント)開催 |
まとめ
鈴木凌さんは、一度芸能界を離れて社会人としての経験を積んだ後、2024年にオーディション番組「timelesz project」へ挑戦。
最終12人まで勝ち残りながらも、デビューには至りませんでしたが、その経験を糧に2025年からソロアーティストとして本格的な活動を開始しました。
地上波ラジオ『鈴木凌、幸せになってもいいですかっ?』のスタートや、ファンイベント「Greeting Party vol.1」の開催発表など、ファンとの関係を大切にした活動が注目されています。
ディズニーやNissyへの憧れを原動力に、自らのライブやパフォーマンスに“テーマパーク的な感動”を込めて届けようとする姿勢は、まさに“新時代のアーティスト像”を体現しているといえるでしょう。
今後の楽曲リリースやイベント展開にも期待が高まる中、これからの鈴木凌さんの一歩一歩から、ますます目が離せません。