2025年4月13日、大阪・関西万博の開幕日に予定されていたブルーインパルスの展示飛行は悪天候の影響により中止となりました。
本記事では、その中止に至る経緯やSNSの反応、もともと予定されていた飛行ルート、見えるはずだったスポット、そして今後の注目飛行スケジュールについて詳しく解説します。


2025年4月13日・大阪万博開幕のブルーインパルス展示飛行!ルート・時間・見える場所の完全ガイド
※この展示飛行は、2025年4月13日午前中の天候不良により中止が発表されました。
以下は当初予定されていた飛行内容です。
それでは、今回注目されている大阪万博当日の飛行スケジュールについて、具体的なルートや見どころを見ていきましょう。
飛行予定は11時40分離陸、正午に展示飛行スタート
ブルーインパルスは、2025年4月13日(日)に開幕する大阪・関西万博の初日に合わせて、大阪府内の空を舞います。
公式発表によると、午前11時40分ごろに関西国際空港を離陸し、正午から15分間、夢洲(ゆめしま)上空で展示飛行を披露する予定です。
このスケジュールは次のような流れになります。
11:40頃 関西空港を離陸
通天閣 → 大阪城 → 伊丹空港上空を通過
→ 太陽の塔(吹田市) → ひらかたパーク(枚方市)
→ 再び大阪城周辺 → 万博会場(夢洲)で展示飛行(12:00~12:15)
注目ポイントは、ただの通過ではなく、夢洲上空での展示飛行が予定されていることです。
これは、観覧スポットを選ぶうえで非常に重要な要素です。
💬【観覧アドバイス】 「通過地点では一瞬の飛行になることが多いですが、展示飛行区間では複雑なフォーメーションや演技がじっくり見られますよ。」
どこで見える?ブルーインパルスの通過スポット一覧
大阪府内の各地で、ブルーインパルスの飛行を見られるチャンスがあります。
とくに予行飛行(4月10日)の際に目撃情報が多く上がったエリアを中心に紹介します。
■主な通過スポット■
- 通天閣(大阪市浪速区)
- 大阪城(大阪市中央区)
- 太陽の塔(吹田市・万博記念公園)
- ひらかたパーク(枚方市)
- 梅田スカイビル・空中庭園展望台
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)
SNS上では、以下のような目撃情報がありました。
💬【SNS投稿より】 「ユニバで突然轟音がして見上げたら、ニンテンドーワールドの上をブルーインパルスが通過してた!」
「梅田スカイビルの展望台から、編隊飛行の様子がばっちり見えた!」
また、各自治体のSNSでも予告や目撃情報が投稿されており、以下の市町村は飛行ルート上にあると見られています。
- 吹田市
- 茨木市
- 池田市
- 豊中市
- 大阪市
- 高石市
- 和泉市
- 岸和田市
- 貝塚市
- 泉大津市
- 泉南市
この範囲を見ると、南北に幅広く大阪府を横断するようなルートであることがわかります。
地元ならではのおすすめ観覧スポットは?
「せっかく見るなら全体が見える場所がいい」という方に向けて、以下のようなスポットが比較的人気です。
- 【展望重視】梅田スカイビル 空中庭園(高所から全体が見渡せる)
- 【アクセス重視】大阪城公園(広く、混雑を回避しやすい)
- 【家族向け】ひらかたパーク(遊園地ついでに観覧可能)
特に夢洲周辺は混雑と交通規制の可能性が高いため、あえて少し離れた高所や公園からの観覧を選ぶ方も多いようです。
💬【ファミリー観覧の声】 「子どもと一緒にひらパーでブルーインパルス見れた!空も広くてちょうどよかった。」
また、USJからも十分視認できる距離にあるため、チケットを持っている方はパーク内から楽しむことも可能です。
雨で中止になる?ブルーインパルス飛行の天候リスクと当日注意すべきこと
ただし、当日の天候次第では飛行が中止となる可能性も。
ここでは、天候によるリスクと注意点を詳しく解説します。
雨天の場合は飛行中止?過去の事例から見る判断基準
ブルーインパルスの展示飛行は、天候の影響を強く受けるイベントです。
視界不良や風の強さによっては、安全第一の観点から中止になることも珍しくありません。
実際、過去にも以下のようなケースで中止された事例があります。
- 2022年 入間航空祭:当日朝まで小雨が続き、視界が不十分と判断され展示飛行が中止に
- 2020年 医療従事者感謝飛行(東京):悪天候により飛行時間を大幅に変更
展示飛行は航空機同士の距離を数メートル単位で調整しながら行う非常に精密な演技であり、わずかな視界不良でも大きなリスクになります。
そのため、天候が少しでも不安定な場合は、「中止」または「内容を簡略化して実施」されるのが通例です。
💬【観覧者の声】 「過去に見に行った航空祭で、会場まで行ったけど雨で中止になった。仕方ないけど残念だった…」
2025年4月13日の大阪の天気は「雨の予報」
気象庁の4月13日朝5時の発表によれば、当日の大阪府の天気は「雨、夜は曇り」という予報でした。
- 午前6時~正午:降水確率90%
- 正午~午後6時:降水確率70%
- 最高気温:17度前後
ブルーインパルスの飛行予定時刻である午前11時40分~正午ごろは、最も降水確率が高い時間帯に重なっていることになります。
つまり、飛行の中止またはルート変更の可能性が極めて高い状況です。
💬【X(旧Twitter)での反応】 「今朝の天気見てブルーインパルス無理そう…残念」「ギリギリでも飛んでほしいけど安全第一だよね」
また、雨が降っていなくても雲が低く垂れ込めている状況では視界不良と判断される可能性もあります。
2025年4月13日11時25分に確認できたXの投稿
ブルーインパルスの飛行予定時だけ、雨が降らない?
— 美魔女になりたかった魔女⊗更年期障害に負けそう⊗ (@Bi_majo_) April 13, 2025
天皇陛下が今日もいてくれたら晴れていたのかな?とか思ってしまう
そろそろ 空の上を見上げる準備をしよう
(๑˙❥˙๑) pic.twitter.com/dHUksFPWJl
ブルーインパルス見たいから‼️
— 谷本吉紹【令和の虎/YouTube谷本家出演中】Doctor H/麺スタイル谷本家本部/7社経営 (@kaigo_akaruku) April 13, 2025
雨雲レーダー見てるんやけど奇跡⁈
こんな事あるってレベルで凄いw
大阪人のパワーかwww pic.twitter.com/H4ZR7CxQED
ブルーインパルス、10分早く飛ぶのね!危ない危ない💦
— ぐりん⁷ Λ⁺R⁺M⁺Y 🥴 (@bam_13xxx99) April 13, 2025
さすがに今日はこの前の10倍ぐらいの大盛況。ブルーインパルス pic.twitter.com/kC7bfaSIQM
— yossy (@yossy1122) April 13, 2025
雨の日に観覧を予定している人が注意すべきこと
たとえ雨が降っていなくても、飛行が中止になるケースはあり得ます。
以下の点に注意しておくと、急な変更にも対応しやすくなります。
■事前に確認すべきチェックリスト■
- 航空自衛隊の特設ページで最新情報を確認(中止・延期の発表がされる)
- X(旧Twitter)で「#ブルーインパルス大阪」などのタグを検索し、リアルタイムで情報収集
- 現地の自治体公式SNS(吹田市、大阪市など)もチェック
■観覧時の持ち物&注意点■
- 雨天時は傘ではなくレインコートを推奨(混雑時は傘が危険)
- 子ども連れは地面が滑りやすくなるので足元に注意
- 撮影目的の場合はレンズ保護カバー・防滴カバーを準備
特に夢洲エリア周辺は混雑が予想され、交通規制や立ち入り制限の可能性もあるため早めの行動が重要です。
💬【観覧経験者のアドバイス】 「傘は人混みの中では危ないし、ブルーインパルスが飛ぶかどうかの情報が遅れて流れることもある。防水のスマホとモバイルバッテリーは必須!」
展示飛行中止の速報とSNSでの反応
当日の午前11時50分ごろから、X(旧Twitter)では「中止が決まった」という情報が広まり始め、多くの投稿が寄せられました。
💬【Xの声】
・「ブルーインパルス飛ばんかった…かなしい(;ω;)」
・「まさかの中止、現地で泣きそう…」
・「伊丹空港で待ってたのに音がしないから嫌な予感した」
・「中止でも安全第一。関係者の皆さんお疲れさま」
このように、多くの観覧者が落胆しつつも、「また次のチャンスに期待したい」「安全を優先した判断に納得」といった声が多く見られました。
それでも期待は尽きない。過去には天候が回復して飛行できた例も
とはいえ、天候は変わりやすく、当日になって急に晴れ間がのぞくこともあります。
実際、2023年の松島基地航空祭では「当日朝まで中止の雰囲気」だったものの、開始直前に天候が回復して実施できた例もあります。
💬【現地観覧者】 「朝は絶望的だったけど、奇跡的に晴れてブルーインパルスが飛んだときは歓声が上がった」
そのため、完全に諦めずに公式発表を直前までチェックすることが何より大切です。
ブルーインパルスとは?その魅力と2025年スケジュールの注目点
ブルーインパルスがどのようなチームなのか、そしてなぜ多くの人を魅了するのかを改めて確認しておきましょう。
大空に夢を描く航空自衛隊のアクロバットチーム
「ブルーインパルス」は、航空自衛隊に所属するアクロバット飛行専門のチームです。
正式名称は第11飛行隊で、宮城県の松島基地を拠点に活動しています。
青と白に塗装された6機のT-4練習機が空に描くダイナミックなフォーメーションやソロ演技は、観る者に強い感動を与え、全国の航空祭や国民的イベントで披露されてきました。
実際に展示飛行を見たことがある人なら、その「一糸乱れぬ飛行」と「空に描くラインの美しさ」に、息を飲んだ経験があるのではないでしょうか。
💬【観覧者の声】 「初めて見たとき、本当に涙が出た。音と動きがすごすぎて、心が震えた」(40代・男性)
ブルーインパルスの展示飛行は、単なる飛行ショーではありません。
航空自衛隊の広報活動の一環であり、「国民に親しみを持ってもらうため」の大切な任務でもあるのです。
2025年は「大阪万博」「東京世界陸上」など大型イベントでの飛行が決定
2025年のスケジュールを見ると、全国各地の節目となる記念行事やビッグイベントに合わせて飛行予定が組まれています。
なかでも注目されているのが、4月13日の「大阪・関西万博」開幕日の飛行と、9月13日の「世界陸上 東京大会」での展示飛行です。
2025年の主な飛行スケジュール(一部抜粋)
- 4月13日:大阪・関西万博(大阪府)
- 5月25日:美保基地航空祭(鳥取県)
- 8月31日:松島基地航空祭(宮城県)
- 9月13日:世界陸上(東京都)
- 11月3日:入間航空祭(埼玉県)
この中でも、今回の大阪での飛行は35年ぶりの快挙。
前回の大阪での展示飛行は、1990年の「国際花と緑の博覧会(花の万博)」以来なのです。
💬【地元住民の声】 「あのブルーインパルスが大阪の空に戻ってくるなんて、夢みたいです」(吹田市在住・50代女性)
このように、2025年はブルーインパルスにとっても全国のファンにとっても特別な一年になるといえるでしょう。
なぜこれほどまでに注目されるのか?
その理由は大きく3つあります。
- 視覚と音の圧倒的なインパクト
- 爆音を響かせながら空に描かれるフォーメーションは圧巻です。
- 全国で限られた日しか見られない希少性
- 年に数回、限られた場所でしか見られない貴重な体験です。
- 感動を呼ぶ「夢と誇り」の象徴
- 自衛隊の技術力、パイロットの集中力が凝縮された演技に、子どもから大人まで惹かれます。
2025年は特に「万博」や「世界陸上」などの国際的なイベントに登場することで、国内外からの注目度が急上昇する年になるでしょう。
まとめ
この記事では、ブルーインパルスの概要と2025年の注目スケジュール、大阪万博開幕日の展示飛行の詳細について解説しました。
ルートや時間、見えるスポットの紹介に加え、当日の天候によるリスクや注意点もカバー。
特に2025年4月13日に予定されていた展示飛行は、残念ながら悪天候により中止となりました。
観覧を楽しみにしていた方にとっては残念な結果でしたが、安全が最優先である以上、次回の飛行に期待したいところです。
今回の記事では、もともとのルートやスポット、そして中止に至った経緯をまとめました。

