『来世は他人がいい』は、極道の世界を舞台にしたスリリングなラブストーリーです。
1巻では、主人公・吉乃と婚約者の霧島の出会い、そして霧島の本性が明らかになる衝撃の展開が描かれます。
今回は 『来世は他人がいい』1巻のネタバレあらすじと感想 を紹介します!


『来世は他人がいい』1巻ネタバレあらすじ|霧島の本性が明らかに!
2017年11月22日に発売された1巻のあらすじをご紹介します。
ネタバレしているため見たくない方はご注意を
ヤクザの孫・吉乃、勝手に決められた婚約!
主人公・染井吉乃(そめいよしの) は、関西最大の暴力団「染井組」の孫娘。ヤクザの家に生まれながらも、冷静沈着で一般社会に馴染んで生きてきました。
しかしある日、祖父が勝手に 関東のヤクザ「深山組」総長の息子・深山霧島(みやまきりしま)と婚約を決めてしまう という驚きの展開に。
当然、吉乃は反発しますが、「一度会うだけ」と流され、渋々東京へ向かうことに…。
東京で出会った霧島は、爽やかで物腰の柔らかい青年。
「ヤクザの息子」とは思えないほど優しく、いつも笑顔を絶やしません。
「意外と普通の人かも…?」
そんな印象を抱いた吉乃でしたが、これが とんでもない誤解 だったのです――。
笑顔の裏に隠された霧島の狂気
霧島との顔合わせが終わり、なんと半年後には吉乃が東京に引っ越すことに!
染井組の跡取りとしてではなく、深山家の「婚約者」として、霧島と同じ高校に通うことになります。
しかし、東京での生活が始まると、吉乃は 霧島に違和感 を覚え始めます。
彼は学校では誰にでも優しく、モテモテの完璧美少年。
けれど、どこか 作り物のような笑顔 を浮かべているのです。
そんなある日、吉乃は 血まみれのスーツを着た霧島 の姿を目撃!
驚いて隠れてしまいますが、胸の鼓動が止まりません。
「…ヤクザみたいや」
そう思った瞬間、吉乃は背筋がゾクっとするのを感じました。
霧島の本性と、吉乃の反撃!
さらに事件は続きます。
街でナンパされ、連れ去られそうになった吉乃を霧島が助けますが… 暴力の振るい方が常軌を逸している!
相手を徹底的に叩きのめし、背中には 一面の刺青。
驚愕する吉乃をよそに、霧島は笑顔のままこう告げます。
「俺さ、女に嫌われてて、振り回されるのが最高に好きなんだよね」
…つまり、霧島は 超ドMの異常者 だったのです。
「お前には失望した」
「俺にとって価値のない女」
吉乃にそう言い放ち、婚約解消をほのめかす霧島。
さらには 「体を売って金を稼げ」 とまで言い出します。
しかし、ここで黙っていられないのが 吉乃の強さ です。
祖父の助言もあり、 「霧島を惚れさせて、1年後に捨てる」 と決意。
そして数週間後、教室にいた霧島の前に 400万円の現金 を持って現れます。
「売ってきたったわ、体。腎臓片方、400万」
…そう、 「体を売れ」と言われたので、本当に臓器を売った」 のです!
この衝撃行動に、霧島は 「最高にゾクゾクする…!」 と笑顔で吉乃に惚れ込むことに。
ヤバすぎる男 vs 負けん気の強い女――歪んだ関係が始まる…!
『来世は他人がいい』1巻ネタバレ感想|霧島のヤバさと吉乃のカッコよさ
『来世は他人がいい』1巻は、とにかく 霧島の異常さ と 吉乃のカッコよさ が際立つ巻でした!
霧島は闇を超えたヤバい男!
霧島は、ただの「裏社会の男」ではありません。
彼は 狂気的で、暴力的で、異常なまでの嗜虐趣味 を持つ男。
けれど、その カリスマ性 と 圧倒的な魅力 に惹かれる読者も多いはず。
彼の 異常な愛情表現 は、今後さらにエスカレートしていきます。
吉乃はただのヒロインじゃない!
一方で、主人公の吉乃も ただの「巻き込まれ系ヒロイン」ではありません。
彼女は冷静で、負けん気が強く、相手が霧島であろうと 真っ向から挑む度胸を持つ女性。
この 「強い女×ヤバい男」 の組み合わせが、物語の魅力になっています!
『来世は他人がいい』1巻の考察|霧島の愛は本物か?過去との関係&今後の展開予想
1巻では 「霧島が吉乃を本当に愛しているのか?」 という疑問が残ります。
彼の行動は 「愛」なのか、それとも「執着」なのか?」
また、霧島の 過去 が彼の異常性にどう関わっているのか、考察していきます。
霧島の異常性はなぜ生まれたのか?過去と深山家との関係を考察!
1巻の中で、霧島は 「行きつくところまで行ったらあの家(深山家)だった」 という発言をしています。
この言葉から、 彼が自ら極道の世界を選んだわけではない ことが分かります。
さらに、2巻では 「小5のときに同級生と上級生合わせて20人の骨を折った」 という衝撃の過去が明らかに。
このエピソードから、霧島が 幼少期から異常な暴力性を持っていたこと がわかります。
★ 霧島の「狂気」は、環境によるものなのか?それとも生まれつきのものなのか?
考えられるパターンは以下の2つ。
① 幼少期のトラウマ説
霧島は 親の愛を受けずに育ち、過酷な環境の中で「暴力=生きる術」になった可能性が高い。
この場合、彼の「狂気」は 後天的に形成されたもの であり、吉乃との関係が進む中で 変わる可能性 もある。
② 生まれながらの異常性
霧島は 幼い頃から衝動的に暴力を振るう性質を持っていた。
そのため、彼の「異常性」は 先天的なもの であり、吉乃の影響で変わる可能性は低い。
むしろ、 吉乃が霧島を変えようとすることで、より歪んだ関係になる可能性がある。
今後の巻で、霧島の過去や彼が深山家に入るまでの背景が明らかになることで、この考察の答えが出てくるかもしれません。
吉乃と霧島の関係はどうなる?「愛」か「執着」か徹底予想!
吉乃は 「霧島を1年で惚れさせて、捨てて帰る」と決意 しています。
しかし、霧島は 「吉乃は俺にとって替えが利かない」 と言い、異常な執着を見せています。
このまま関係が続くと、どちらかが「本気」で相手を必要とする瞬間が訪れるはずです。
★ 考えられる今後の展開は?
① 霧島が「本当の愛」に目覚め、吉乃を大切にする未来
霧島は 「執着」ではなく「純粋な愛」を学び、吉乃を手放す覚悟をする 可能性。
→ しかし、極道の世界が絡むことで「吉乃を守るために手放す」展開になるかも?
② 霧島の異常性がエスカレートし、さらにヤバい展開へ…
霧島の 「支配欲」が強まり、吉乃をどんな手を使っても手に入れようとする。
→ 「歪んだ愛」vs「自由を求める吉乃」の構図が深まる可能性。
③ 第三の男の登場で関係が激変
実際、2巻では 吉乃の「兄」的存在・翔真が登場 し、霧島との三角関係が勃発。
もし さらに新たな男性キャラが登場 した場合、霧島の異常性が よりむき出しになる展開 も考えられる。
今後の巻では、霧島と吉乃の 「主導権争い」 がどう変化していくのかが最大の見どころになりそうです!
【まとめ】1巻の考察ポイント
- 霧島の異常性は、過去の環境と関係があるのか?それとも生まれつきなのか?
- 霧島と吉乃の関係は、「愛」か「執着」か?
- 2巻以降、翔真の登場で霧島の異常性がどう変化するのか?
まとめ|『来世は他人がいい』1巻は狂気と魅力の塊!次巻の展開は?
『来世は他人がいい』1巻は、極道の世界を舞台にしながらも、普通のヤクザ漫画とは一線を画す作品。
霧島の 狂気と異常な愛、そしてそれに負けない吉乃の 強さ が光る、最高にスリリングな1冊でした!
2巻では新キャラ・翔真が登場し、霧島との三角関係が勃発…!
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