2026年1月21日放送のTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』では、事前告知のない形で「高野10m高飛び込みリベンジ」と題した企画が生放送で行われました。
番組終了直後からSNSでは、「企画の意図が分かりにくい」「見ていてつらかった」といった声が相次ぎ、放送内容そのものについて賛否が分かれる状況となっています。
高野正成さんは高所恐怖症であることが視聴者の間でも知られている存在です。そのため今回の企画については、「なぜこの条件で再挑戦させたのか」「なぜ否定的な反応が広がったのか」と疑問を持った人も少なくありません。
本記事では、放送で実際に映された内容とSNS上の受け止め方、そして番組側が示していた企画の狙いを切り分けながら、今回の企画が批判的に受け止められた理由を整理します。
※特定の人物を批判する目的ではなく、番組演出と視聴者反応を客観的に整理する記事です。
水ダウ 高野10m高飛び込み企画の経緯
まずは、今回の生放送企画に至るまでの流れを簡単に確認しておきます。
発端は2025年11月5日放送の説検証企画
今回のリベンジ企画の前提となっているのは、2025年11月5日に放送された「紙飛行機×高飛び込みキャッチ」という説検証です。
この企画では、10mの飛び込み台から紙飛行機を投げ、その後プールに飛び込んで回収するというルールが設定されていました。
複数の芸人が挑戦する中で、高野さんだけが恐怖心から最後まで飛び込めずに終了。放送後には「本当は飛びたかった」「背中を押してもらえなかった」といった趣旨の発言も見られました。
この発言が、今回の再挑戦企画の前提として扱われることになります。
2026年1月21日の緊急生放送で再挑戦
番組側はこの経緯を踏まえ、「より強い状況下であれば結果は変わるのか」を検証する形で、2026年1月21日に緊急生放送を実施しました。
- 事前に企画内容を知らせない演出
- 生放送という時間制限と注目度
- 全国からの応援があれば成功するはず、という設定
これらを重ねることで、「前回とは異なる条件なら飛べるのか」を検証する構造が作られていました。
放送で映し出された高野さんの様子
続いて、実際の放送内容から視聴者がどのような印象を受け取ったのかを整理します。
恐怖が前面に出ており、迷いが続く展開に
多くの視聴者が共通して感じたのは、「飛ぶ意思よりも恐怖が強く映っていた」という点でした。
- 目隠しを外した直後から強い動揺を見せる
- 生放送だと告げられた際に明確な拒否反応を示す
- 応援が続く中でも踏み出せない時間が長く続く
- 最終的に挑戦は成立しないまま放送が終了
過去の発言と照らし合わせても、今回の放送では「飛びたい」という積極的な姿勢は感じ取りにくかったという受け止め方が広がりました。
なぜ否定的な反応が広がったのか
SNS上の反応を見ると、批判の方向性は大きく3つに分かれていました。
「いじめやパワハラのように見える」という指摘
高所恐怖症であることが知られている中で、逃げ場のない生放送という形を取った点に違和感を覚えた視聴者は少なくありません。
結果として、「検証というより追い込んでいるように見えた」という声につながったと考えられます。
同情的な反応が目立った理由
また、「かわいそう」「見ていられない」といった反応も多く見られました。
成功・失敗以前に、苦しんでいる時間が長く映し出された構成が、同情的な受け止め方につながった可能性があります。
「つまらない」と感じた視聴者も
展開の変化が少なかったことから、「結果が見えていた」「視聴の緊張感が続かなかった」と感じた人も一定数いました。
それでも企画が成立した理由
一方で、番組側の狙いも放送内では明確に示されています。
今回の企画は、「前回は押しが足りなかった」という発言が本当だったのかを、生放送という条件下で検証するという『水曜日のダウンタウン』らしい構造に基づいていました。
成功した場合・しなかった場合の両方を想定した構成が用意されていた点からも、番組としては一貫した説検証として企画されていたことが分かります。
まとめ
今回の「高野10m高飛び込みリベンジ」が賛否を呼んだ背景には、高所恐怖症という前提が共有された状態で、生放送という強い条件が重ねられた点がありました。
その結果、視聴者の間では
- いじめやパワハラのように見える
- 高野さんがかわいそう
- 企画としてつまらない
といった、否定的な受け止め方が目立つ形となりました。
一方で、番組側の意図を踏まえると、今回の企画も『水曜日のダウンタウン』が続けてきた説検証路線の延長に位置づけられます。
今後の放送でどのような形で決着が描かれるのかによって、評価が変わる可能性もありそうです。

