FRUITS ZIPPERの仲川瑠夏(なかがわ るな)さんが、2026年9月から個人名義での音楽活動を本格的にスタートしました。

「るなぴがソロになる」と聞いて、うれしい反面、「FRUITS ZIPPERを辞めるわけではないよね?」と気になった人もいるのではないでしょうか。

「ソロ」という言葉だけを見ると、卒業や脱退まで想像してしまいますよね。今回はそこも含めて確認していきます。
この記事では、仲川瑠夏さんがFRUITS ZIPPERを卒業するのかをはじめ、ソロ活動が決まるまでの流れや、なぜ仲川さんの歌が個人活動につながったのかをわかりやすく紹介します。
仲川瑠夏はFRUITS ZIPPERを卒業するの?
まず、タイトルを見て一番気になった人も多い「卒業するのか」という点から見ていきます。
卒業・脱退ではなくFRUITS ZIPPERにも在籍
2026年9月25日時点で、仲川瑠夏さんがFRUITS ZIPPERを卒業・脱退するという発表は出ていません。
今回始まったのは、FRUITS ZIPPERでの活動を終えるためのものではなく、グループに所属したまま「仲川瑠夏」としても音楽を届けていく活動です。
ソロデビューを伝えた報道でも、今後はFRUITS ZIPPERでの活動と個人での音楽活動を両方続けていくことが紹介されています。
ORICON NEWS「仲川瑠夏、ソロデビューをサプライズ発表」
ニュースの見出しだけだと「グループから離れてソロへ」と感じるかもしれませんが、FRUITS ZIPPERの「るなぴ」として活動しながら、個人では「仲川瑠夏」名義で音楽の幅を広げていくという形です。

FRUITS ZIPPERを離れてソロに専念するわけではありません。「グループでもソロでも歌う」というのが今回のポイントです。
ソロ曲からFRUITS ZIPPERを知ってもらいたい思いも
仲川瑠夏さん自身も、ソロ活動をFRUITS ZIPPERと切り離して考えているわけではありません。
インタビューでは、普段FRUITS ZIPPERを聴かない人や、R&Bなど別ジャンルを好む人にも自分の歌を届けたいと語っています。
さらに、自分の楽曲を入口にFRUITS ZIPPERを知ってもらえることも期待しているとのこと。
ソロ活動はグループと距離を置くためではなく、これまで届いていなかった人にもFRUITS ZIPPERを知ってもらうきっかけにもなりそうです。
THE FIRST TIMES「仲川瑠夏ソロデビューインタビュー」
仲川瑠夏のソロデビューはいつ発表された?
ソロ活動のスタートが公になったのは、2026年9月18日です。発表の舞台になったのは『THE FIRST TAKE』でした。
THE FIRST TAKEに1人で登場して新曲を披露
9月18日22時に公開された『THE FIRST TAKE』で、仲川瑠夏さんはFRUITS ZIPPERのメンバーと一緒ではなく、1人でマイクの前に立ちました。
そこで披露したのが、個人名義でのデビュー曲「朝にならないで」です。
楽曲は翌日の9月19日0時に配信開始。所属するアソビシステムも同日、ソニー・ミュージックレーベルズからソロデビューすることを発表しています。
ASOBISYSTEM「仲川瑠夏がソニー・ミュージックレーベルズよりソロデビュー」
| 発表日 | 2026年9月18日 |
|---|---|
| 披露した場所 | THE FIRST TAKE |
| デビュー曲 | 朝にならないで |
| 配信開始 | 2026年9月19日0時 |
| レーベル | ソニー・ミュージックレーベルズ |
『THE FIRST TAKE』の実際の歌唱はこちらです。

いつものカラフルなFRUITS ZIPPERとはかなり違う雰囲気なので、「こんなるなぴも見られるんだ」と驚いた人も多そうです。
FRUITS ZIPPERでは2人目のソロメジャーデビュー
なお、FRUITS ZIPPERでは櫻井優衣さんが2025年9月にソロメジャーデビューしており、仲川瑠夏さんはグループで2人目となります。
UNIVERSAL MUSIC「櫻井優衣がソロメジャーデビュー」
仲川瑠夏はなぜソロデビューしたの?
では、なぜ仲川瑠夏さんが今回ソロで本格始動することになったのでしょうか。
本人の発言やこれまでの活動を追うと、突然決まった話ではなく、いくつかの流れが重なっていたことが見えてきます。
2025年冬には個人活動を広げる話を聞いていた
仲川瑠夏さんによると、スタッフから今後の活動について話を聞いたのは2025年冬ごろでした。
内容は、FRUITS ZIPPERでの活動に加え、メンバーそれぞれが個人でも活躍できる形を目指していくというものだったそうです。
ただ、その時点で仲川さん自身は、本格的なソロデビューまで決まるとは思っていませんでした。
状況が大きく動いたのは2026年初夏。ソニー・ミュージックで個人名義の活動を始めることを知らされ、本人も驚いたと振り返っています。
THE FIRST TIMES「仲川瑠夏が語ったソロデビューまでの経緯」

2025年冬に方向性の話を聞き、実際の決定を知らされたのは2026年初夏。発表よりかなり前から準備が進んでいたことがわかりますね。
「1人でも歌を届けたい」という思いがあった
ソロ活動は、運営側だけで進められた話でもありません。
仲川瑠夏さんは、グループでさまざまな夢を叶えていく中で、自分自身の名前でも歌を届けたいという思いを持つようになっていました。
以前から周囲にソロ活動への希望を伝えており、ファンからも「1人で歌う姿をもっと見たい」といった声が届いていたそうです。
FRUITS ZIPPERで歌うことを大切にしながら、「仲川瑠夏としてどんな音楽を表現できるのか」にも挑戦したかったことが、今回の活動につながっています。
R&Bやヒップホップがもともとの音楽ルーツ
仲川瑠夏さんのソロ活動を考えるうえで外せないのが、FRUITS ZIPPER加入前から親しんできた音楽です。
アソビシステムの公式プロフィールでは、幼いころからR&Bやヒップホップを聴いて育ったことが紹介されています。
歌声についても、芯のある声やR&Bらしいグルーヴ、曲の中で表情を変える歌い方が持ち味として挙げられています。
さらに、仲川さんは絶対音感を持つことでも知られ、日頃からボイストレーニングを続けています。
FRUITS ZIPPERの楽曲とは少し違うジャンルにも自然につながる下地が、もともとあったということですね。

かわいいアイドルソングの印象が強い人ほど、仲川さんが昔からR&Bやヒップホップを聴いてきたと知ると、今回のソロ曲にも納得しやすいかもしれません。
デビュー前から1人で歌う機会が増えていた
2026年9月の発表だけを見ると急にソロ活動が始まったように感じますが、実際にはその前から仲川瑠夏さんの歌声を単独で聴ける企画が増えていました。
YouTubeではAwichさんやKacey Musgravesさん、Olivia Deanさんなどの楽曲をカバー。
さらに2026年9月には、TUBEの前田亘輝さんとのデュエット曲「孤独なハーモニー」も発表されています。
こうした流れを振り返ると、グループの中だけではなく、「仲川瑠夏の歌そのもの」を聴いてもらう機会が徐々に増えていたことがわかります。
ただし、歌唱力だけを理由にソロデビューが決まったと運営が説明しているわけではありません。本人の希望や音楽的なルーツ、個人での歌唱経験などが重なった背景として見るのがよさそうです。
「Chill out」があるのに今回がソロデビューなのはなぜ?
以前からFRUITS ZIPPERを知っている人なら、「るなぴは前にも1人で歌っていなかった?」と思うかもしれません。
2024年のソロ曲と今回では位置づけが違う
仲川瑠夏さんには、2024年に発表された「Chill out」というソロ曲があります。
この曲は、FRUITS ZIPPERのシングル「NEW KAWAII / フルーツバスケット」仲川瑠夏盤に収録されたものです。
そのため「朝にならないで」が初めての1人歌唱というわけではありません。
今回大きく違うのは、FRUITS ZIPPER作品の中にあるソロ曲ではなく、「仲川瑠夏」という1人のアーティストとして音楽活動を始めたことです。
| 比較 | Chill out | 朝にならないで |
|---|---|---|
| 発表年 | 2024年 | 2026年 |
| 収録・発表形態 | FRUITS ZIPPERのメンバー盤 | 個人名義で配信 |
| 位置づけ | グループ作品内のソロ曲 | ソロメジャーデビュー曲 |
FRUITS ZIPPER公式「NEW KAWAII / フルーツバスケット」

「ソロ曲を歌ったことがある」と「ソロアーティストとしてデビューする」は別なんですね。ここが少しややこしいところです。
「朝にならないで」で見せた新しい仲川瑠夏
グループに在籍したまま個人活動を始めた仲川瑠夏さん。では、ソロではFRUITS ZIPPERと何が違うのでしょうか。
その違いがわかりやすく表れているのが、デビュー曲「朝にならないで」です。
夜に似合う落ち着いたサウンドが印象的
「朝にならないで」は、深夜の空気に溶け込むようなゆったりとしたR&Bのグルーヴが印象的な1曲です。
FRUITS ZIPPERでは、明るくポップで思わず一緒に踊りたくなる曲も多いですが、今回のソロ曲はかなり違います。
にぎやかな「るなぴ」とはまた別の、落ち着いた歌声や大人っぽい表情をじっくり味わえる楽曲になっています。
作詞・作曲は高野健一さん、編曲はEIGOさんとShu Inuiさんが担当。2026年9月19日から配信されています。

FRUITS ZIPPERの曲を聴いたあとに「朝にならないで」を流すと、同じ人が歌っているのに雰囲気がかなり変わります。ソロでどんな音楽を届けたいのかが伝わりやすい1曲ですね。
歌い方にもFRUITS ZIPPERとの違いがある
曲調だけでなく、歌い方もグループ活動とは変えているそうです。
仲川瑠夏さんはインタビューで、「朝にならないで」では普段のFRUITS ZIPPERではあまり使わないような息の混ぜ方も意識したことを明かしています。
『THE FIRST TAKE』でも、いつもの元気なキャラクターとは対照的な黒い衣装で登場しました。
グループでは出し切れなかった声の表情や、自分が好きな音楽を前面に出せることも、ソロ活動ならではの魅力になりそうです。
THE FIRST TIMES「仲川瑠夏ソロデビューインタビュー」
早くもドラマ「まめとむぎ」のEDテーマに決定
ソロデビュー直後の2026年9月25日には、さらにうれしい発表がありました。
「朝にならないで」が、テレビ東京系ドラマ『まめとむぎ』のエンディングテーマに決定しています。
『まめとむぎ』は齋藤飛鳥さんと富田望生さんがW主演を務めるドラマで、2026年10月2日から放送がスタートします。
デビュー曲が発表から間もなくドラマで流れることになり、FRUITS ZIPPERを普段見ていない人にも仲川瑠夏さんの歌声が届く機会が一気に増えそうです。

「ソロ曲をきっかけにFRUITS ZIPPERを知ってほしい」という仲川さんの思いを考えると、ドラマのED決定はかなり大きな一歩ですよね。
仲川瑠夏がソロで叶えたいことは?
「朝にならないで」の1曲だけで終わるのではなく、仲川瑠夏さんはこの先やってみたいことも具体的に思い描いています。
自分の曲を増やして作詞にも挑戦したい
まず考えているのは、ソロで歌える楽曲を増やしていくことです。
そして曲数が増えていく中で、歌うだけではなく作詞や楽曲制作そのものにも関わりたいという思いを持っています。
- 自分名義の楽曲を増やす
- 作詞や楽曲制作に挑戦する
- 好きなアーティストと一緒に曲を作る
- ソロでライブを開催する
PUNPEEさんやSTUTSさんなど、仲川さんが普段から聴いているアーティストとの制作にも興味を持っているそうです。
「用意された曲を歌う人」だけではなく、自分の好みや感覚を楽曲そのものに反映していきたいという気持ちが感じられます。
BLUE NOTEやBillboardで歌うことも目標
ライブについても、FRUITS ZIPPERとは少し違う場所を思い描いています。
仲川瑠夏さんが名前を挙げているのは、BLUE NOTE TOKYOやBillboard Liveなど、歌や演奏を近い距離で楽しめる会場です。
FRUITS ZIPPERの大きな会場でのライブとはまた違い、落ち着いた空間でR&Bや大人っぽい楽曲を歌う姿も想像できますね。
さらに目標にしている存在としてBLACKPINKのJENNIEさんを挙げています。
グループで活動しながら、自分名義の音楽やファッションでも個性を見せる姿に憧れがあるとのこと。仲川瑠夏さんも「グループかソロか」のどちらかを選ぶのではなく、両方で自分らしさを出したいのかもしれません。

FRUITS ZIPPERのライブとは全く違う会場で、しっとり歌うるなぴも見てみたくなりますね。
音楽以外では国際協力への思いも
仲川瑠夏さんがやりたいことは、音楽だけではありません。
大学で学んでいた国際協力にも関心があり、芸能活動を続けながら支援につながる取り組みもしてみたいと話しています。
たとえば、グッズなどを通して寄付や支援につなげる形もその1つ。
歌手として活動の幅を広げるだけでなく、自分がこれまで学んできたことも将来の活動に生かしたいと考えているようです。
仲川瑠夏以外のメンバーも個人活動が増える?
仲川瑠夏さんのソロ活動を見て、「この先ほかのメンバーも個人で活動するの?」と気になった人もいるでしょう。
メンバーそれぞれの得意分野を生かす動きも
FRUITS ZIPPERでは、すでに櫻井優衣さんがソロメジャーデビューしているほか、早瀬ノエルさんも2026年4月に初のソロライブを開催しています。
さらに仲川瑠夏さん自身も、以前からスタッフよりメンバーがグループと個人の両方で活躍できる形を目指しているという話を聞いていました。
こうした動きを見ると、FRUITS ZIPPERとしての活動を軸にしながら、メンバーそれぞれの得意なことを個人でも広げていく流れは今後も続いていきそうです。
ただし、2026年9月25日時点で「次に誰がソロメジャーデビューする」といった具体的な発表は確認されていません。

ソロ=グループを離れるというより、FRUITS ZIPPERにいながら一人ひとりの得意なことも広げていく流れになっているようです。
仲川瑠夏のソロデビューで迷いやすいポイント
最後に、今回の発表を見て「結局どういうこと?」となりやすい部分を簡単に確認しておきます。
| 気になること | 現在わかっていること |
|---|---|
| FRUITS ZIPPERを辞める? | 卒業・脱退の発表はなし |
| ソロ活動はいつ始まった? | 2026年9月に本格スタート |
| 「Chill out」と何が違う? | 今回は個人名義でのメジャーデビュー |
| グループ活動は続ける? | FRUITS ZIPPERにも在籍して活動 |
| ほかのメンバーもソロになる? | 個人活動は広がっているが、次の具体的発表は未定 |
特に「ソロデビュー」と「卒業」が一緒に見えてしまいやすいですが、今回はグループを離れる発表ではありません。

「FRUITS ZIPPERを卒業してソロへ」ではなく、「FRUITS ZIPPERにいながらできることを増やした」と考えるとわかりやすいですね。
まとめ
今回は、仲川瑠夏さんはなぜソロデビューしたのか、FRUITS ZIPPERを卒業するのかについて紹介しました。
- FRUITS ZIPPERから離れる発表ではない
- 個人名義での本格的な音楽活動を2026年9月にスタート
- デビュー曲「朝にならないで」では、グループとは違う音楽性を披露
- 本人も以前から1人で歌うことを望んでいた
- 今後は作詞や楽曲制作、ソロライブにも意欲を見せている
- 「朝にならないで」はドラマ『まめとむぎ』EDテーマにも決定
FRUITS ZIPPERでは「るなぴ」として7人でステージに立ち、個人ではこれまでグループで見せる機会が少なかった歌や音楽の好みを表現していくことになります。
卒業に向かうソロデビューではなく、仲川瑠夏さんができることをもう1つ増やしたスタートと考えると、今回の発表がよりわかりやすいでしょう。

FRUITS ZIPPERで見せる姿も、ソロでどんな曲を歌っていくのかも、どちらも楽しみが増えましたね。

