インフルエンサー「さやぴ」ことさやかさんが手がけるブランド pium(ピウム) が炎上しています。
接客態度をめぐる不満に加え、公式XやHPでの投稿が逆効果となり、批判と擁護が交錯する事態となりました。
ここでは 炎上の理由・SNSでのリアルな声・公式の謝罪 を時系列で整理して解説します。

pium炎上の理由は?
なぜここまで大きな炎上に発展したのか。
その背景を順に見ていきます。
接客態度に関する批判
アパレルブランド pium(ピウム) が炎上に至った最大の要因は、店舗スタッフの接客態度 に対する不満でした。
SNSや口コミでは以下のような声が相次いでいます。
- 「やる気がなさそう」
- 「無礼すぎる」
- 「服は可愛いのに対応が残念」
さらに「試着中に“細い人が着る服なのにね”と聞こえた」といった差別的な発言証言も拡散され、ルッキズム的接客があったのではないかとの疑念も強まりました。
皆言ってるけどほんとに109の店員の態度ひどい、かわいいお洋服買うぞ🎶って気分の時に一番寄りたくない店。カスハラ云々の声明は最低ライン店員の教育終わらせてからにしてください、技術不足とかじゃなくて不快になるタイプの接客だよpium
引用:X
さやぴが「自分に自信が持てなくて外が出るのが怖かった時 かわいい洋服を着ることで勇気と自信をもらえた」きっかけで 立ち上げたpiumの一部の店員たちが そういう女の子たちを侮辱し、愚弄し 「例え服が可愛くても行きたくない店」 にさせている。 さやぴはそれでいいの?
引用:X
試着中に定員さんがこれ細い人が着る服なのにねwよく足出せるねなどの話声が聞こえてきました。店内に私たちしかいなかったのですぐに分かりました。試着が終わってカーテン開けるとままが悲しい顔で立ってました。辛かったです。ままと初めて109でお買い物した日でした。ままごめんね。
引用:X
カスタマーハラスメント注意喚起が逆効果
2025年9月28日、公式Xが「カスタマーハラスメントに関するご案内」を投稿。
「度重なる要求や暴言には法的措置も検討する」と表明しましたが、この対応が逆効果に。
「接客を棚に上げて客を責めている」と批判が急拡大。
過去のGoogle口コミも掘り返され「態度が悪い」との声が再び拡散しました。

引用画像:@pium__official
スタッフの教育の行き届かなさを客のせいにして、逆ギレしないでくださーい。ちゃんと店内視察とかした方がいいですよ?現状見えてます?
引用:X
全く知らんブランドやから見流してたけど、あまりにも客側の被害報告が多すぎるわ 客のせいにする前にスタッフの指導しろや
引用:X
pium りこって誰?
続いて、今回の炎上の文脈で頻出している「店員りこ」に関する話題を整理します。
個人を特定する情報は公式に開示されておらず、以下は主にX投稿を出典とする情報です。
- 背景:渋谷109店のスタッフとされる人物「りこ」が、接客態度に関する複数の証言と共にSNSで話題化しました。ブランド公式から個人名の公表や処分などの公式事実は現時点で示されていません。
- 指摘内容(SNSベース):「睨む・無視する」「可愛い客を優遇する」「体型や服装に否定的な私語があった」などの証言が拡散しました。これらは投稿者の体験談・スクリーンショットに依拠しており、真偽の確定には至っていません。
- SNSアカウントの動き:当該人物と関連づけられたとするアカウントが2025年9月30日に削除されました。
ネット上で論点となっている主なポイント
- 接客態度の証言:睨み・無視・不適切な私語の有無
- 客層への態度差:いわゆる「オキニ」優遇の有無
- ルッキズムの疑念:体型・容姿に関する不適切発言の有無
- SNS発信の是非:スタッフの個人投稿がブランド価値に与える影響
時系列(りこ関連の話題)
日付 | 主な出来事(りこ関連) |
---|---|
9月28日 | 公式Xの「カスハラ注意喚起」を機に、渋谷109店のスタッフとされる「りこ」関連の証言投稿が急増。接客態度や私語に関する体験談が拡散。 |
9月29日 | 「本人関与では」とされるアカウントの動きが話題化。非公開化・削除の報告が相次ぐも、公式の確認はなし。 |
9月30日 | ブランドが謝罪文と研修・覆面調査の導入を発表。個人名や処分などスタッフ固有の情報には言及なし。 |
▼店員りこ@R_xxx_itbの投稿(現在は削除済み)


SNSでの反応まとめ
ここでは炎上後に寄せられたSNS上の声を、批判と擁護に分けて整理します。
批判的な声
- 「謝罪文にコンセプト紹介はいらない」
- 「まずはスタッフ教育を徹底すべき」
- 「お客様を舐めていたらアパレルは生き残れない」
- 「謝罪より宣伝を優先しているように見える」
- 「もう何も言わない方がいい」
擁護・応援の声
一方で、改善姿勢を評価する意見も見られました。
- 「改善の姿勢が伝わって応援したい」
- 「誠意のある謝罪で信頼できる」
- 「実際に来店したら改善を感じた」
- 「新作も楽しみにしている」
批判が多数を占めつつも、一定の支持層も存在しており、今後の対応次第で評価が大きく変わる状況です。
pium公式の謝罪コメント
続いて、ブランド側が発表した謝罪内容と再発防止策を見ていきます。
謝罪の内容
2025年9月30日、pium公式は謝罪文を発表しました。
- 「多くのご指摘を真摯に受け止めております」
- 「お客様にご不快な思いをおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」
防御的だった前日の対応から一転、まず顧客への謝罪を前面に打ち出しました。
再発防止策
具体的には以下の対応を表明しています。
- 外部講師による接客研修の実施
- 第三者機関による覆面調査
- 意見・要望はスタッフ個人ではなく公式フォームで受け付ける
最後に「安心して買い物いただける店舗運営を目指す」と結びました。

引用画像:@pium__official
さやぴ本人のコメント
ここからは、ブランドプロデューサーであるさやぴさん自身の発言を確認します。
謝罪とブランド理念
ブランドプロデューサーのさやぴ(さやか)さん本人も、公式の投稿を引用してコメントを出しました。
- 「ご不快な思いをさせてしまったお客様へお詫び申し上げます」
- 「“かわいいを諦めない”という姿勢は変わらない」
賛否両論の受け止め
コメントの内容については賛否が分かれました。
ポジティブな声:
- 「理念を大切にしていて安心した」
- 「誠実な対応が伝わった」
ネガティブな声:
- 「謝罪なのにコンセプトをゴリ押しするのは違和感」
- 「具体的改善策が示されていない」
「理念」と「顧客が求める改善」のギャップが浮き彫りになったといえるでしょう。
炎上の時系列まとめ
最後に、短期間で展開した炎上の流れを日付ごとに整理します。
日付 | 出来事・反応 |
---|---|
9月28日 | 公式Xで「カスハラ注意喚起」投稿。批判拡大、過去の口コミも再拡散 |
9月29日 | スタッフ本人とされるXアカウントが反応。のち削除されるが炎上は収束せず |
9月30日 | pium公式が謝罪文を発表。外部研修や覆面調査を表明 |
同日 | さやぴ本人も謝罪コメント。「かわいいを諦めない」姿勢を再確認 |
このように、わずか数日の間に「注意喚起 → 批判拡大 → 謝罪 → 本人コメント」という流れが生まれました。
まとめ ブランドの今後に注目
最後に、今回の騒動から見えるポイントを整理します。
今回の炎上騒動は、接客態度の悪さが根本的な原因であり、さらに公式の「カスハラ注意喚起」投稿が火に油を注いで信頼を失った事例です。
一方で、外部研修や覆面調査などの改善策を打ち出した点は評価され、信頼回復の余地は残されています。
今後は顧客が実際に「接客が改善された」と感じられるかどうかが分岐点となるでしょう。
ファッションブランドは商品だけでなく接客や体験も含めて価値が決まる時代です。
piumが改善を実行できるのか、それとも顧客離れが進むのか。今後の動向に注目が集まります。
