青山学院大学の長距離ブロックの中でも、箱根駅伝の山候補として名前が挙がり始めているのが松田祐真（まつだ ゆうま）選手です。
高校時代は福岡の強豪・大牟田高校で全国高校駅伝準優勝に貢献し、大学では青学の新戦力として期待を集めています。
一方で、インターネットで調べると「青学」「大牟田」「進路」「中学」「身長」に加えて「箱根」「5区」「山候補」など断片的な情報ばかりで、どんな選手なのか全体像が分かりにくいと感じている人も多いはずです。
この記事では、松田祐真選手について、プロフィールや出身中学と高校時代の成績、青学を選んだ進路理由、身長や走りの特徴までを一つひとつ整理していきます。
結論や答えは本文の中で詳しく解説しますので、気になるところからじっくり読み進めてみてください。
松田祐真選手はどんな選手なのかプロフィールと青学での立ち位置
まずは、松田祐真選手がどんな選手なのか、基本的なプロフィールと青学陸上部での立ち位置から見ていきます。
ここを押さえておくと、その後に出てくる「中学」「大牟田高校時代」「箱根駅伝での役割」の話がぐっとイメージしやすくなります。
読み方や生年月日など基本プロフィールと身長の公表状況
松田祐真選手は、名前を「まつだ ゆうま」と読みます。
福岡県出身の長距離ランナーで、生年月日は2006年8月19日、2025年現在は19歳です。
出身高校は大牟田高校（福岡県）で、現在は青山学院大学 地球社会共生学部 地球社会共生学科の1年生として学びながら走っています。
専門種目は5000メートルと駅伝で、大学1年の時点で5000メートル自己ベスト13分58秒60を記録しています。
高校時代から5000メートルで13分台を出していることから、入学前から「即戦力」と見られていた選手です。
なお、身長については青山学院大学の公式プロフィールや名鑑などでも数値は公表されておらず、現時点では「非公表」と考えるのが確実です。
青学陸上競技部の公式プロフィールでは、コメント欄に「謙虚・素直」と書かれており、性格面でもチームに溶け込みやすいタイプだと分かります。
この「謙虚・素直」という自己紹介は、強豪チームの1年生としてはかなり心強い言葉です。青学のように層が厚いチームでは、素直に吸収できる選手ほど伸びやすいので、今後の成長にも期待がかかります。
まずはここまでの情報を、分かりやすく表にまとめておきます。
| 名前 | 松田祐真（まつだ ゆうま） |
| 生年月日 | 2006年8月19日 |
| 年齢 | 19歳（2025年時点） |
| 身長 | 非公表 |
| 出身地 | 福岡県 |
| 出身中学 | 福岡市立城南中学校 |
| 出身高校 | 大牟田高校 |
| 所属大学 | 青山学院大学 地球社会共生学部 地球社会共生学科 |
| 種目 | 長距離（3000メートル 5000メートル 駅伝） |
| 自己ベスト | 3000メートル 8分14秒91 5000メートル 13分59秒39（高校時） 13分58秒60（大学1年） |
| 主な実績 | 全国高校駅伝3区4位 全国高校総体5000メートル8位 U20日本選手権クロカン4位など |
| 性格コメント | 謙虚・素直 |
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青学長距離ブロックでの立ち位置と「新エース候補」と言われる理由
青山学院大学陸上競技部は、箱根駅伝を何度も制してきた日本屈指の強豪チームです。その中で松田祐真選手は、「1年生ながら5000メートル13分台の即戦力」として注目されています。
駅伝歴ドットコムの解説でも、高校時代から全国レベルの大会で安定した結果を残してきた点が評価されています。
さらに、月陸Onlineの箱根駅伝名鑑では青学の有力選手として紹介され、好きな食べ物は「キウイ」 走りたい区間は「5区」と回答しています。
5区といえば、箱根駅伝の中でも「山上り」の重要区間。ここを走りたいと明言していることからも、本人も山の区間を強く意識していることが分かります。
また、青学陸上部の公式Xでは、新入生インタビューの中で「英語のスキルを上げたい」と話しつつ、「先輩を見習って同級生と切磋琢磨したい」といったコメントも紹介されています。
強豪校の1年生で、すでに5000メートル13分台。しかも自分から「5区を走りたい」と言えるメンタルを持っている選手はそう多くありません。青学ファンのあいだで「新エース候補」「将来の山のエース」と言われ始めているのも納得です。
こうした要素を総合すると、松田選手は「スピードもスタミナも兼ね備えた、将来の駅伝エース候補」と見てよさそうです。
出身中学は福岡市立城南中 長距離の土台をつくった中学時代
次に、多くの人が気になっている「松田祐真 中学」という検索キーワードについて、具体的な学校名や当時の成績を整理していきます。
中学時代にどんな環境で走っていたのかを知ると、現在の強さの背景がより見えやすくなります。
出身中学は福岡市立城南中学校
松田祐真選手の出身中学は、福岡市立城南中学校です。
陸上の登録情報でも、中学時代の所属校として城南中が記載されています。
城南中は、福岡市内でも陸上競技に力を入れている学校の一つで、市の中学総体や各種記録会で上位入賞する選手を多く輩出しています。
その中で長距離種目を担っていたのが松田選手で、早い段階から「長距離向きの走り」を身につけていったと考えられます。
福岡市の大会記録をまとめた資料によると、2021年の市中体連の記録集に城南中所属の選手として1500メートル4分台前半の好記録が残されており、中学3年生の時点で、高校でも十分に通用するスピードを持っていたことがうかがえます。
中学段階で1500メートル4分前後を走れている選手は、県内でも上位レベルです。ここでのスピードが、その後の3000メートルや5000メートルにつながっていったと見て良さそうです。
中学時代から見え始めていた長距離ランナーとしての素質
公表されている記録は高校以降が中心ですが、中学時代の大会結果やランキングを見ると、松田選手はすでに市大会や県大会で上位に入る選手だったことが分かります。
1500メートルだけでなく3000メートルにも出場しており、スピードとスタミナを両立した「長距離型」の選手として育っていきました。
また、城南中は駅伝にも取り組んでいる学校で、ロードレースの経験も多かったと考えられます。
のちに全国高校駅伝や都道府県駅伝で長い区間を任されることを思うと、中学の段階から「ロード耐性」を磨いていたのは大きな強みです。
高校進学先として大牟田高校を選んだのも、長距離で本格的に勝負したいという意思の表れだと言えるでしょう。
大牟田高校時代の成績と駅伝での活躍 全国準優勝を支えたエース格
ここからは、検索ニーズが特に高い「松田祐真 大牟田」「大牟田高校 松田祐真」の部分について詳しく見ていきます。
大牟田高校時代のトラック成績と駅伝での活躍を分けて整理しておくと、青学で期待されている理由もよりはっきりしてきます。
トラックでの自己ベストと主な成績
大牟田高校時代の松田選手は、主に3000メートルと5000メートルで結果を残しています。
駅伝歴ドットコムなどの記録をもとに、代表的な成績を整理すると次のようになります。
| 年 | 大会名 | 種目 | 記録 | 順位 |
| 2022年（高校1年） | 福岡県高校総体陸上5000メートル | 5000メートル | 14分57秒12前後 | 12位 |
| 2022年 | 福岡県高校新人陸上競技大会 | 5000メートル | 14分55秒台 | 3位 |
| 2023年（高校2年） | 長崎ナイター記録会 | 5000メートル | 14分46秒70 | 8位 |
| 2023年 | 福岡県高校新人陸上競技大会 | 5000メートル | 14分26秒95 | 1位 |
| 2024年（高校3年） | 福岡県高校総体陸上 | 5000メートル | 14分33秒81 | 3位 |
| 2024年 | 全国高校総体陸上（インターハイ） | 5000メートル | 14分33秒47 | 8位 |
| 2024年 | 長崎陸協ナイター記録会 | 3000メートル | 8分14秒91 | 1位 |
| 2024年 | 日本体育大学長距離競技会 | 5000メートル | 13分59秒39 | 8位 |
高校3年生の2024年には、インターハイ5000メートル8位入賞と5000メートル13分台突入を同じシーズンに達成しており、高校長距離界の中でも「全国トップクラスの一人」と言える存在でした。
5000メートル13分台は、高校生にとっては一つの大きな基準です。ここを高校時代にクリアしている選手は、大学でも主力候補と見られることが多く、松田選手が「青学の新エース候補」と言われる背景にもなっています。
全国高校駅伝準優勝に貢献した駅伝での強さ
松田祐真選手を語るうえで欠かせないのが駅伝での強さです。
大牟田高校は伝統的な駅伝強豪校で、松田選手もその中核として活躍しました。
主な駅伝成績を抜き出すと、次のようになります。
| 日付 | 大会 | 区間 | 記録 | 順位 |
| 2023年11月3日 | 福岡県高校駅伝 | 6区 | 15分16秒 | 区間1位 |
| 2023年11月18日 | 全九州地区高校駅伝 | 4区 | 25分53秒 | 区間11位 |
| 2024年10月6日 | 奥球磨駅伝（高校の部） | 3区 | 24分39秒前後 | 区間賞 |
| 2024年11月3日 | 福岡県高校駅伝 | 3区 | 24分15秒 | 区間1位 |
| 2024年11月16日 | 全九州地区高校駅伝 | 3区 | 23分45秒 | 区間1位 |
| 2024年12月22日 | 全国高校駅伝 | 3区 | 24分13秒 | 区間4位 |
特に、2024年12月22日の全国高校駅伝では3区を担当し、24分13秒で区間4位と好走。
チームは準優勝となり、松田選手は主将として都大路準優勝を支えた存在と評されています。
また、2年生の福岡県高校駅伝では、2位でたすきを受け取った6区で逆転してトップに立ったというエピソードもあり、「勝負どころで強いランナー」というイメージが定着しました。
奥球磨駅伝でも3区区間賞を獲得しており、長い区間での安定感は、高校時代からの武器です。
「長めの区間で強い」「逆転劇を何度も演じている」というのは、箱根駅伝でも非常に重視されるポイントです。青学が松田選手を5区候補として見ているのは、高校時代のこうした実績があるからだと考えられます。
青山学院大学を選んだ進路理由 英語と陸上の両立を重視した選択
続いて、検索でもニーズが高い「松田祐真 進路」「松田祐真 大学」「なぜ青学を選んだのか」というポイントを整理します。
ここでは、本人が語っている範囲の情報に絞って、青学進学の理由をまとめます。
地球社会共生学部を選んだ理由 英語力を伸ばしたいという思い
松田祐真選手は、青山学院大学の地球社会共生学部 地球社会共生学科を選択しています。
青学陸上部の新入生インタビューでは、「英語のスキルを上げたい」という理由でこの学部を志望したことが紹介されています。
地球社会共生学部は、アジア圏への留学をはじめとした国際的な学びに力を入れている学部で、「語学力と国際感覚を持った人材育成」を目標に掲げています。
松田選手は、陸上に全力で取り組みながらも語学など将来に役立つスキルも身につけたいと考えた結果、この学部を選んだと考えられます。
単に「陸上が強いから青学に行った」というよりは、学業と競技の両方を重視した進路選択だと言えそうです。
箱根駅伝の強豪校の中でも、青学は「学びの充実度」もよく話題になります。地球社会共生学部に在籍する選手は、将来海外に関わる仕事を目指すケースも多いので、松田選手も視野の広いキャリアを考えているのかもしれません。
なぜ青学だったのか 強豪チームでの競争環境と先輩の存在
進路に関しては、Number Webや駅伝関連の記事で、「青学大には13分台の有望な新入生が複数いる」として松田選手の名前が挙がっているほか、青学OBで同じ大牟田高校出身の太田蒼生選手の後輩という点も強調されています。
新入生インタビューでは、「先輩を見習って同級生と切磋琢磨したい」と話しており、強い先輩がいる環境で自分を高めたいという意識も伝わってきます。
高校3年時の全国高校駅伝準優勝という結果から考えても、他大学からの勧誘があった可能性は高いですが、その中で「箱根駅伝で優勝争いができる青学」「学業面でも魅力がある地球社会共生学部」を選んだと見るのが自然です。
結果として、松田選手は「強いチームで山の重要区間を目指す1年生」として、青学の中でも特に注目される存在になっています。
身長や走りの特徴は 公表情報と箱根駅伝での山候補としての期待
最後に、検索数が多い「松田祐真 身長」「松田祐真 青学 山候補」といったキーワードについて、現時点で分かっている範囲を整理します。
特に身長については、デマや憶測も出やすい部分なので、公式情報ベースで確認しておきましょう。
ポチップ
身長は公表されていないが体格は中距離寄りのバランスタイプ
まず身長についてですが、青山学院大学陸上競技部の公式プロフィールや主要メディアの名鑑には、松田祐真選手の身長は明記されていません。
そのため、「何センチなのか」を断定することはできず、正確な身長は非公表と考えるのが安全です。
写真や動画から「これくらいではないか」と推測することはできますが、公式な数字ではないため、この記事ではあえて推定値は書かないようにします。
一方で、レース映像やインタビュー動画を見る限りでは、細身で無駄のない長距離ランナー体型で、腕振りやストライドのバランスが良いタイプに見えます。
極端に大柄でも小柄でもなく、スピードと登りの粘りを両立しやすい体格と言えそうです。
駅伝ファンとしては身長や体重が気になるところですが、現状は「非公表」と整理しておくのが妥当です。今後、箱根駅伝のテレビ中継などでプロフィールが紹介された際に、新しい情報が出る可能性もあります。
箱根駅伝で「山候補」と言われる理由と今後の期待
松田祐真選手が「箱根駅伝の山候補」「5区候補」と注目されている理由は、大きく三つあります。
一つ目は、高校時代から長い区間で結果を出してきたことです。
福岡県高校駅伝や全九州地区高校駅伝、奥球磨駅伝、全国高校駅伝など、いずれも3区や6区といった比較的長い区間を任され、区間1位や区間上位を複数回記録しています。
二つ目は、ロードでの粘り強さと安定感です。
トラックでは5000メートル13分台というスピードを持ちつつ、ロードレースでも大崩れしない走りを続けており、「安定してまとめる力」が評価されています。
月陸Onlineの名鑑でも、箱根駅伝で走りたい区間として「5区」と答えている点からも、本人が山の区間での挑戦を意識していることが分かります。
三つ目は、青学のチーム事情です。
青山学院大学は、直近の箱根駅伝で活躍した「山のスペシャリスト」たちが同時期に卒業しており、次の世代の5区 6区候補を探しているタイミングにあります。
その中で、石川浩輝選手 上野山拳士朗選手とともに「1年生の秘密兵器」として名前が挙がっているという報道もあり、松田選手が山候補の一人と見られている状況です。
実際にどの区間を走るかは、直前の状態やチーム方針によって変わりますが、「5区を走りたい」と語る1年生が、山のキーマン候補として注目されるのは自然な流れだと言えます。
現時点では、「必ず山を走る」と決まっているわけではありません。ただ、これだけ条件がそろっている1年生は貴重なので、駅伝ファンとしては「近い将来、青学の山を担う存在になるかもしれない」という目線で見ておくと、レースがさらに楽しくなると思います。
まとめ 松田祐真は大牟田から青学へ進んだ「安定感のある新エース候補」
ここまで、松田祐真選手について中学 高校 大学 走りの特徴まで一気に見てきました。
最後に、読者が知りたかったポイントを整理しておきます。
- 出身中学はどこか
→ 福岡市立城南中学校出身で、中学時代から1500メートルや3000メートルで好記録を残していました。 - 高校はどこで、どんな成績だったのか
→ 福岡県の大牟田高校で主将を務め、インターハイ5000メートル8位、全国高校駅伝3区4位など全国レベルの成績を多数残しました。特に駅伝では長い区間で区間賞や上位を重ね、チームの全国準優勝に大きく貢献しています。 - 大学と学部はどこか 進路理由は
→ 青山学院大学 地球社会共生学部 地球社会共生学科に進学。「英語のスキルを上げたい」という理由からこの学部を選び、学業と陸上の両立を重視した進路選択をしています。 - 身長や体格は
→ 公式には身長は公表されていません。ただしレース映像などから、細身でバランスの良い長距離ランナー体型であることが分かります。 - なぜ「青学の新エース候補」「山候補」と言われているのか
→ 高校時代から5000メートル13分台を持ち、全国高校駅伝など長い区間で安定して結果を残してきたこと。さらに、月陸Onlineの名鑑で「走りたい区間は5区」と答えていることや、青学が次世代の山担当を探しているタイミングと重なっていることが理由として挙げられます。
総合すると、松田祐真選手は「福岡の強豪 大牟田高校で鍛えられ、青学でさらに伸びていくであろう安定感のある新エース候補」と言える存在です。
箱根駅伝本番でどの区間を任されるかは、レース直前まで分かりません。ただ、高校時代の駅伝成績と本人のコメントを踏まえると、「山の候補として名前が挙がる1年生」としてチェックしておいて損はない選手です。今後のレース結果やインタビューも追いながら、成長を見守っていきたいですね。
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