スマートキッズベルトはブースターシートと併用できる?ジュニアシートとの違いも解説

スマートキッズベルトはブースターシートと併用できる?ジュニアシートとの違いも解説 子育て

旅行や帰省、レンタカーなどで使いやすい「スマートキッズベルト」

コンパクトで便利な一方、実際に使おうとすると「ブースターシートの上で一緒に使っていいの?」「ジュニアシートとは何が違う?」と迷いやすい商品でもあります。

ブースターシートと一緒に使えば、さらに安心なのかな?と考えてしまいますよね

この記事では、スマートキッズベルトとブースターシートの併用について確認しながら、ジュニアシートとの違いや使い分け、口コミで多いメリット・デメリットまで分かりやすく解説します。

スマートキッズベルトはブースターシートと併用できる?

まずは、この記事で一番気になる「スマートキッズベルトとブースターシートを一緒に使っていいのか」から確認していきます。

ブースターシートとの併用はしない

結論からいうと、スマートキッズベルトとブースターシートは同時に使用しません。

スマートキッズベルト日本公式でも、ブースターシートなどとの併用について推奨していないと案内しています。

そのため、スマートキッズベルトを使うときは、ブースターシートの上に子どもを座らせてスマートキッズベルトを付ける使い方はしないようにします。

「安全装置を2つ使えば、よりしっかり守れそう」と思うかもしれませんが、幼児用補助装置はそれぞれ決められた方法で単独使用することを前提に試験されています。

「2つ使えば安心」ではなく、それぞれ正しい方法で1つを使うのが基本なんですね

なぜブースターシートと併用しない方がいい?

スマートキッズベルトとブースターシートでは、子どもの体にシートベルトを合わせる方法そのものが違います。

  • スマートキッズベルト:大人用シートベルトが通る位置を調整する
  • ブースターシート:子どもの座高を上げてシートベルトの位置を合わせる

どちらも目的は「大人用シートベルトを子どもの体に正しく合わせること」ですが、方法はまったく異なります。

片方はベルトの位置を変え、もう片方は子どもの高さを変えるという違いです。

この2つを重ねて使うと、単独で使用するときとは子どもの座る高さやシートベルトの通る位置が変わる可能性があります。

スマートキッズベルトの取扱説明書でも、子どもを車の座席に直接座らせた状態で装着する方法が示されています。

スマートキッズベルトとジュニアシートの違い

ブースターシートとの併用ができないことが分かると、次に気になるのが「そもそもジュニアシートとは何が違うの?」という点です。

ブースターシートもジュニアシートの一種

まず知っておきたいのが、ジュニアシートとブースターシートは完全に別のものではないということです。

一般的にジュニアシートには、大きく分けて次のようなタイプがあります。

  • 背もたれ付きタイプ:頭や上半身まで支える
  • ブースタータイプ:背もたれがなく、座面を高くする

つまり、この記事でいうブースターシートは、背もたれのないタイプのジュニアシートをイメージすると分かりやすいです。

「ジュニアシートとブースターシートは別?」というところで、最初に迷いやすいですよね

スマートキッズベルトとジュニアシートを比較

スマートキッズベルトと一般的なジュニアシートの違いを、分かりやすく表にまとめました。

比較項目スマートキッズベルトジュニアシート
仕組みシートベルトの位置を調整子どもの座る位置・高さを調整
形状ベルト型背もたれ付き・ブースター型など
重さ約120g製品によって異なる
持ち運び非常にコンパクト比較的かさばりやすい
車内スペース大型の座面を置かない座席上に本体を設置する
体の支え車両シートと3点式シートベルトを使用背もたれ付きなら頭・上半身も支えやすい
寝たとき姿勢が崩れていないか確認が必要背もたれ付きなら姿勢を保ちやすい場合がある
使いやすい場面旅行・レンタカー・帰省・送迎普段使い・長時間移動など

特に大きな違いは、スマートキッズベルトは子どもの座高を上げないことです。

ブースターシートに慣れていると、座面がないことに違和感を覚えるかもしれませんが、スマートキッズベルトはシートベルトそのものの位置を調整する仕組みです。

スマートキッズベルトとジュニアシートはどう使い分ける?

違いが分かっても、実際に選ぶとなると「結局どちらを使えばいい?」と迷うところです。

ここで分けて考えたいのが、「併用」と「使い分け」は別という点です。

普段はジュニアシート、旅行ではスマートキッズベルトという使い分けも

同じ子どもに同時に2つを使うのが「併用」です。

一方で、普段の自家用車ではジュニアシート、旅行先のレンタカーではスマートキッズベルトという使い方は、「使い分け」になります。

購入者の口コミでも、普段はジュニアシートを使い、帰省・レンタカー・祖父母の車ではスマートキッズベルトを使うという声が見られます。

スマートキッズベルトは約120gと軽いため、大きなジュニアシートを持ち運びにくい場面では使いやすいのが特徴です。

「普段用」と「持ち運び用」で分けるのは、同時に使う併用とは意味が違います

反対に、長時間のドライブで子どもがよく眠る場合や、座っている姿勢が崩れやすい場合は、背もたれ付きのジュニアシートを選ぶ家庭もあります。

毎日の送迎なのか、旅行や帰省だけなのかでも選び方は変わります。子どもの体格だけでなく、移動時間や使う車も含めて選ぶと分かりやすいです。

スマートキッズベルトの正しい使い方

スマートキッズベルトは小さな製品ですが、付けるだけで終わりではありません。シートベルトが子どもの体の正しい位置を通っているかまで確認します。

基本的な取り付け方を順番に見ていきます。

  1. 子どもを車の座席に直接、深く座らせる
  2. 車両の3点式シートベルトを通常どおり装着する
  3. 下側クリップを腰ベルトに固定する
  4. 上側クリップを肩ベルトに固定する
  5. 上側クリップが肩のすぐ上にくるよう長さを調整する
  6. ベルトのねじれや緩みがないか確認する

特に重要なのが腰ベルトです。

お腹の柔らかい部分ではなく、骨盤をしっかり拘束できる低い位置を通るように調整します。

肩ベルトについても、首・顔・頭にかからない位置になっているか確認します。

初めて使うときにつまずきやすいのが、クリップを付けた後のベルト位置です。装着できたら肩と腰の位置まで確認したいですね

使用できるのは3点式シートベルト

スマートキッズベルトは、3点式シートベルトを装備した座席で使用します。

2点式シートベルトなど、使用できないタイプもあるため、購入前に使う車のシートベルトを確認しておきましょう。

また、スマートキッズベルト公式では後部座席での使用を推奨しています。

スマートキッズベルトの良い口コミ

ここからは、購入者の口コミでよく挙がるポイントを見ていきます。まず目立つのが、コンパクトさと持ち運びやすさです。

良い口コミで多い点内容
コンパクトバッグやポーチに入れて持ち運びやすい
旅行で便利レンタカー・帰省・祖父母の車で使いやすい
車内が広い大きなジュニアシートを置かずに済む
付け替えやすい複数の車を使う家庭でも持ち運びやすい
子どもが嫌がりにくいジュニアシートの窮屈さを嫌がる子が使いやすかったという声もある

特に旅行・レンタカー・祖父母の車など、毎日同じ車に乗らない家庭から便利という評価が目立ちます。

ジュニアシートなら車から降ろして持ち運ぶだけでも大変ですが、スマートキッズベルトならバッグに入れて移動できるサイズなのは大きな違いです。

帰省先や旅行先までジュニアシートを運ぶことを考えると、この小ささはかなり違いますね

スマートキッズベルトの悪い口コミ・デメリット

便利という口コミがある一方で、購入前に知っておきたい不満点もあります。

クリップが硬くて外しにくい

口コミで特に目立つのが、赤いクリップが硬いという意見です。

「子どもが簡単に外せないのは安心だけれど、大人でも外すのが大変」「頻繁に付け替えると手間に感じる」といった声があります。

一方では「取り付け自体は簡単だった」という評価もあり、取り付け方よりもクリップを開閉するときの硬さで苦労する人がいるようです。

「取り付けは簡単だけど、外すのは硬い」という口コミがあるのは購入前に知っておきたいですね

子どもの体格によってフィットしにくいことも

スマートキッズベルトは体重15kg以上36kg以下が使用条件ですが、条件内であれば全員がまったく同じフィット感になるわけではありません。

口コミでは、「一番短くしても少し緩く感じた」「動くと肩ベルトの位置が変わった」という意見もあります。

取扱説明書でも、適応体重の範囲内であっても適切な位置に装着できない場合は使用しないよう案内されています。

寝たときに姿勢が崩れやすいという声も

背もたれ付きのジュニアシートとは違い、スマートキッズベルト自体には頭や上半身を支える背もたれがありません。

そのため、車でよく眠る子の場合は、寝たあとに姿勢が崩れてシートベルトの位置が変わっていないかも気になるところです。

短時間の送迎では気にならなくても、数時間のドライブでは使い勝手が変わることもあります。

スマートキッズベルトの安全基準と対象年齢

スマートキッズベルトについては、「ブースターシートなしで本当に使えるの?」という不安を持つ人も少なくありません。

ここでは、安全基準と使用条件を分けて確認します。

UN R44/04に適合した幼児用補助装置

スマートキッズベルトの日本正規品は、メーカー公式によるとUN(ECE)R44/04に適合しています。

また、日本では道路交通法第71条の3第3項に定める「幼児用補助装置」への適合製品として案内されています。

つまり、単なるシートベルト補助グッズではなく、定められた条件のもとで使用する幼児用補助装置です。

ただし、認証を受けているからといって、どのような付け方でもよいわけではありません。

対象体重・3点式シートベルト・正しい装着位置を守ることが前提です。

「認証されている=どう付けてもOK」ではなく、正しい使い方までセットで考えたいですね

何歳から使える?年齢より体重を確認

スマートキッズベルトの公式使用条件をまとめると、次の通りです。

適応体重15kg以上36kg以下
目安年齢3~12歳
シートベルト3点式
推奨座席後部座席

ここで注意したいのが、「3歳になれば使える」という意味ではないことです。

3~12歳はあくまで年齢の目安で、スマートキッズベルトでは体重15kg以上36kg以下という条件を確認します。

また、道路交通法では6歳未満の子どもに幼児用補助装置の使用が義務付けられています。

一方で、6歳になれば大人用シートベルトだけで十分という意味ではありません。

JAFでは現在、身長150cm未満をチャイルドシート・ジュニアシート使用の目安としています。

スマートキッズベルトを選ぶときは正規品かも確認

スマートキッズベルトを購入するときは、価格だけでなく正規品かどうかも確認しておきたいところです。

メーカー公式では、偽造品や転売品への注意を呼びかけています。

日本正規品のタグには、「輸入販売元:メテオAPAC株式会社」との表示があります。

ネット通販では似た形の商品が表示されることもあるため、商品名だけでなく販売元や商品タグまで確認しておくと見分けやすくなります。

ネットでは似た商品も見つかるので、「スマートキッズベルト」という名前だけで判断しない方がよさそうです

まとめ

スマートキッズベルトとブースターシートについて調べていると、「2つ一緒に使った方が安心なのでは?」と考えてしまうかもしれません。

しかし、スマートキッズベルトはブースターシートやジュニアシートと重ねて使用するのではなく、決められた方法で単独使用する製品です。

  • スマートキッズベルトはシートベルトの位置を調整する
  • ブースターシートは子どもの座高を上げる
  • 「併用」と「使い分け」は別
  • スマートキッズベルトは15kg以上36kg以下が対象
  • 使用時は3点式シートベルトで正しく装着する

旅行やレンタカーではスマートキッズベルトのコンパクトさが便利ですが、長時間の移動や車内でよく眠る子では、背もたれ付きジュニアシートを選ぶ家庭もあります。

迷ったときは「一緒に使う」のではなく、子どもの体格や使う場面に合う方を選ぶと分かりやすいですね

どちらを選ぶ場合も、子どもの体格に合っているか、シートベルトが肩と骨盤の正しい位置を通っているかを確認して使用しましょう。

参考:スマートキッズベルト公式サイト警察庁「お子様を車に乗せる際の注意事項について」JAF チャイルドシート使用目安

子育て
error: Content is protected !!