青山学院大学の長距離ブロックで「次期エース候補」と注目を集めている上野山拳士朗(うえのやま けんしろう)選手。
大学1年ながら10000メートルで28分台を記録し、一気に名前が広がったことで、検索では「進路は?」「実業団に行く?」「将来どうなる?」といった声が急増しています。
一方で、進路に関する公式発表はまだ出ておらず、現時点では「どんな選手なのか」「どのルートが考えられるのか」を整理して理解することが大切です。
この記事では、上野山選手の最新の実績・強み・性格を踏まえながら、
- 将来の進路として考えられる3つの代表的ルート
- 青学エースが歩んできた進路との比較
- 駅伝・トラック・マラソンでの可能性
を分かりやすくまとめます。
「今の段階でどこまで予想できるのか」を事実ベースで丁寧に整理していますので、まずは現時点の候補を一緒に見ていきましょう。
上野山拳士朗の進路が注目される理由
上野山拳士朗選手の進路が注目されている背景には、大学1年から見せている圧倒的なポテンシャルがあります。
特に2025年11月のMARCH対抗戦で、初の10000メートルながら28分20秒82という驚異的なタイムを記録したことは、多くの陸上ファンの間で話題になりました。
青山学院大学は駅伝強豪校として知られていますが、その中でも「1年目から即戦力」と呼ばれる選手は多くありません。
上野山選手は早くも次期の中心選手として存在感を示しており、今後の進路が大きく注目されるのは自然な流れと言えます。
青学の“次期主力”として評価が急上昇
1500メートルで3分49秒台、10000メートルで28分20秒台というスピードとスタミナの両立は、大学長距離界でもトップクラスです。
多くの青学ファンが「2年以降の伸びが楽しみ」と話題にしています。
MARCH対抗戦10000メートルでのインパクト
レース中盤までは集団で冷静に進め、終盤で一気にスパートをかける、最後まで主導権を握る走りを見せました。
原監督も「びっくり」と評するほどのインパクトを残し、箱根駅伝のエントリー候補に急浮上しました。
進路選びのポイント 青学エースが歩んできた3つの王道ルート
大学駅伝選手の進路には一定のパターンがあります。
ここでは青学の歴代エースが辿ってきた代表的なルートを整理します。
上野山選手の将来像をイメージしやすくなるはずです。
実業団(大手メーカー・強豪駅伝チーム)
青学の主力選手の多くは実業団駅伝で競技を継続します。
トヨタ自動車、Honda、旭化成、GMO、SGホールディングスなどが代表的で、エース格にはオファーが集中しやすいのが特徴です。
プロランナー+個人スポンサー契約
近年は大迫傑さんのように、企業に属さず競技に専念するプロ形態も増えています。
SNS発信力が高い選手ほど、このルートを選ぶ可能性があります。
指導者・教員の道に進むケース
将来的に高校や大学で指導者になる人もいます。
青学OBの場合、箱根経験者としての価値が高く、学校側からの需要も多いのが特徴です。
タイプ別に見る“上野山拳士朗に合いそうな進路”
ここからは、上野山選手の走り・性格・発言から考えられる進路を予想します。
なお、以下はあくまでも予測であり、確定情報ではありません。
山にも平地にも強い“万能型”として実業団で躍進?
1500メートルのスピードと10000メートルのスタミナを併せ持つため、実業団駅伝では即戦力になりやすいタイプです。
青学の山登り5区を希望している点からも、駅伝適性の高さが伺えます。
トラック専念で“日本選手権常連”を狙うルート
大学1年で10000メートル28分20秒台を記録している点から、トラックでの大きな伸びしろも期待されます。
実業団でもトラック型のチームを選ぶ可能性があります。
将来は青学の“指導者候補”になる未来図も
レース後のコメントを見ると、上野山選手は非常に冷静で分析的なタイプです。
こうした気質は指導者としても適性があります。
将来、青学スタッフとして戻る可能性も想像できます。
進路が決まる時期はいつ?大学長距離ランナーの一般的な流れ
大学駅伝ランナーの進路が決まるのは、早くても3年生の春〜夏の時期です。
3年春〜4年夏:実業団からのオファーが本格化
実業団チームは早い段階から主要選手をリストアップし、夏前に正式オファーを出すケースが増えています。
箱根駅伝終了後に発表されるケースも多い
進路決定において、関係者が最も注目するのが箱根駅伝での活躍です。
特に5区や6区で結果を残すと一気に評価が上がります。
まとめ 進路は未公表だが“青学の未来を担う走り”に期待が高まる
現時点で上野山拳士朗選手の進路は未公表ですが、大学1年から大きな実績を残しており、将来的な選択肢は非常に広いと言えます。
実業団で駅伝のエースとして活躍するのか、トラック競技で記録を追求するのか、それとも将来の指導者として青学に戻るのか──いずれの可能性も十分に考えられます。
2026年〜2027年にかけて青学の中心選手になることはほぼ確実と見られており、今後の成長から目が離せません。

