2025年12月に入り、お笑い界では霜降り明星・粗品さんと笑い飯・哲夫さんをめぐる発言が話題になっています。
特に2025年12月21日に放送されるM-1グランプリ決勝が近いこともあり、「2人の間で何があったのか」「審査員としての哲夫さんに影響はあるのか」と気になる人が増えている状況です。
この記事では、ニュースや番組で語られた内容をもとに、出来事の流れを整理しながら、なぜここまで注目が集まっているのかを分かりやすくまとめます。
粗品と笑い飯哲夫は何があったのかが注目されている理由
ここでは、今回の話題がなぜここまで注目を集めているのか、その背景から整理していきます。
今回の話題が広がった大きな理由は、M-1グランプリ2025決勝が2025年12月21日に控えているタイミングで、審査員をめぐる議論が強く可視化された点です。
SNSやニュースを見ていると、次のような疑問が増えている印象があります。
- 2人は揉めているのか
- M-1の審査に影響が出るのか
- そもそも発端はどこなのか
ただし、ここで注意したいのは、現時点で単純な不仲や確執だと断定できる材料がそろっているわけではないという点です。
実際には、ある番組での審査をきっかけに、審査員の役割や番組演出のあり方が論点として浮上していきました。
まずは、時系列に沿って出来事を整理します。
発端は2025年12月13日のTHE W審査だった
ここからは、話題の出発点となった出来事を具体的に見ていきます。
女芸人No.1決定戦THE W 2025で起きた違和感
2025年12月13日、日本テレビ系で女芸人No.1決定戦 THE W 2025が生放送されました。
この回で、粗品さんはTHE Wの審査員として初参加しています。
放送後、視聴者の間で特に話題になったのは、粗品さんの審査コメントが長めで、発言回数も多いように見えた点です。
一方で、哲夫さんはコメント回数が少なく感じられたという受け止めがあり、そこから賛否が分かれ始めました。

粗品さんのコメントが目立っていたように感じた
この「コメント量の差」への違和感が、後の展開の入口になっていきます。
哲夫のラジオ発言が波紋を広げた
ここからは、今回の議論が一気に拡散するきっかけとなった、笑い飯・哲夫さんのラジオでの発言内容を整理します。
発言の舞台となったのは、2025年12月17日に放送されたFM大阪のラジオ番組です。
この中で哲夫さんは、「THE W 2025」での審査員経験を振り返りながら、自身が感じた違和感や本音を率直に語りました。
2025年12月17日のラジオで語られたポイント
2025年12月17日放送のFM大阪のラジオ番組において、哲夫さんは「THE W 2025」の審査について言及しました。
話のきっかけとなったのは、放送後に出回ったネットニュースです。
そこでは、各審査員のコメント回数が比較されており、粗品さんが5回発言したのに対し、哲夫さんは2回だったことが取り上げられていました。
この点について哲夫さんは、自分でも想像していなかったほど差があったことへの驚きや、長年審査員を務めてきた立場としての戸惑いを率直に語ったとされています。
哲夫さんは2019年から7年連続で「THE W」の審査員を務めてきたベテランです。
その経験を踏まえたうえで、「自分のコメントがあまり大事に扱われていないように感じた」といった趣旨の発言もあり、モチベーションが下がったことをにじませていました。
また、コメント回数の差については、司会進行の判断というよりも、番組側の演出や指示によるものではないかという見方を示しています。
つまり哲夫さんの発言は、個人同士の問題というより、番組全体の構成や審査員の扱い方への違和感に重心が置かれていたと受け取ることもできる内容でした。
一方で哲夫さんは、粗品さんについて「大好きな後輩」「才能のある芸人」としたうえで、コメントの尺が長かった点には率直に言及しています。
「もう少し短ければ、自分のコメントの順番が回ってきたかもしれない」という趣旨の発言もあり、この部分が切り取られたことで、粗品さん個人への苦言と受け取られる余地が生まれました。
さらに話の流れの中で哲夫さんは、今後同じような形であれば、次回以降の審査員オファーは断るかもしれないという可能性にも触れています。
冗談めかした語り口の部分もあった一方で、長年関わってきた番組だからこそ生じた本音や苛立ちが混ざった発言だったと見る向きもあります。
このラジオ発言は放送後すぐに記事化され、2025年12月19日に公開された粗品さんのYouTube動画へとつながっていく重要な起点となりました。
粗品がYouTubeで反論したことで注目が加速した
ここでは、今回もっとも拡散力が強かった出来事を整理します。
2025年12月19日に公開された動画の要点
2025年12月19日、粗品さんは自身のYouTubeチャンネルで「笑い飯哲夫さんへ。」というタイトルの動画を公開しました。
X(旧Twitter)でそのYouTube動画を投稿したことにより、さらに拡散されました。
粗品さんは冒頭で、哲夫さんに対して「好き」「尊敬している」といった趣旨を前置きしつつも、審査員としての姿勢や発言内容について強く反応しました。
特に、審査コメントの長さや、審査員が何を視聴者に伝えるべきかという論点が中心に置かれた印象です。
また報道上は、粗品さんが哲夫さんに対して強い言葉を用いた点も注目されました。
こうした表現が切り取られた結果、「先輩に噛みついた」という見出しで拡散されやすくなり、話題がさらに大きくなった側面があります。

発言の全体像と、切り取りで見える印象がズレることもあるので注意したいところです
このタイミングがM-1直前だったため、審査員の話題と結びつきやすい空気が強まりました。
SNSのコメントに見る世間の反応
ここでは、読者や視聴者の受け止め方を整理します。
反応は大きく分けると、次の3つに整理できます。
| 立場 | 主な意見の傾向 |
|---|---|
| 粗品支持 | 論理的で分かりやすい、審査員として真剣だった |
| 哲夫支持 | 個人批判ではなく番組や制作側への問題提起だった可能性がある |
| 中立 | どちらも一理あるが、M-1直前のタイミングが重い |
ここからは、SNSで目立った声をもう少し具体的に見ていきます。
あくまで傾向の整理であり、特定の意見が正しいと断定するものではありません。
粗品支持の声で多いのは「正論」「言語化がうまい」
粗品さんを評価する側の意見は、「審査員としての役割を果たした」「具体的な指摘は勉強になる」という方向に寄りやすいです。
特に審査コメントの具体性や論理の組み立て方を評価する声が目立ちます。
- 「良い点と改善点が具体的で、演者にとって参考になる」
- 「曖昧に褒めない姿勢が賞レースに必要」
- 「審査員の“仕事”として筋が通っている」
- 「視聴者にも分かるように言語化しているのが強い」

厳しいけれど、根拠がある指摘なら納得できるという層が一定数います
このタイプの意見は、THE Wに限らず、M-1など他の賞レースでも「審査コメントが短い」「理由が分からない」と感じてきた人ほど共感しやすい傾向があります。
哲夫支持の声は「相手批判ではなく番組批判だったのでは」に集まる
哲夫さん側に理解を示す意見は、ラジオでの発言を「粗品さん個人への批判」ではなく、番組側の進行や振り分けへの違和感として受け取るものが多いです。
- 「問題提起の相手は審査員ではなく制作側に見える」
- 「コメント回数が偏るなら、審査員が複数いる意味が薄れる」
- 「生放送で長尺が続くと、番組としてテンポが崩れる」
- 「審査員はそれぞれの持ち味でコメントすればよい」

『粗品さんが悪い』というより『番組設計が難しい』という見方もあります
この立場は、粗品さんの発言内容そのものというより、生放送での尺配分や他の審査員とのバランスに焦点が当たっているのが特徴です。
中立派は「どちらも分かるがM-1直前は怖い」と感じやすい
中立的な意見は、粗品さんの言い分にも哲夫さんの言い分にも一定の理解を示しつつ、時期が時期だけに空気が張りつめるという見方になりやすいです。
特に2025年12月21日のM-1決勝が近いことで、審査員への注目が過度に集まる点を心配する声があります。
- 「正しさは別として、今このタイミングでぶつかるのはしんどい」
- 「審査員全員がやりづらくなりそう」
- 「賞レースが“審査員論争”の話題に寄るのは避けたい」
- 「炎上というより、構造的に起きやすい問題が表に出ただけ」

同じ出来事でも、前提の受け取り方で見え方が変わりやすい話題です
この「賛否が割れる構図」自体が話題を長引かせる要因にもなっています。
さらにM-1本番が近いことで、視聴者の関心が「当日の審査コメントはどうなるのか」へ向かいやすく、議論が継続しやすい状況です。
M1審査員就任でなぜ再注目されているのか
ここからは、なぜ今回の話題がM-1と強く結びついているのかを整理します。
同じ「審査員」という立場でも、THE WとM-1では注目度も影響範囲も大きく異なるため、話題が拡大しやすい背景があります。
M1は審査員の一言が大会の印象を左右しやすい
まず前提として、M-1グランプリは毎年の注目度が高く、決勝の結果だけでなく、審査員のコメントや採点の理由も大きく話題になります。
視聴者の多くが「誰が何点を付けたか」「なぜその点数なのか」をリアルタイムで見ているため、審査員の振る舞いが大会全体の印象に直結しやすいのが特徴です。
そのため、今回のように「審査コメントの長さ」「発言回数の偏り」「審査員の役割」といったテーマが一度表に出ると、視聴者の関心は自然に「M-1本番ではどうなるのか」へ向かいやすくなります。

M-1はネタだけでなく、審査の言葉も含めて『大会の空気』が作られやすいです
今回の話題は審査員個人の問題ではなく構造の議論に発展しやすい
今回の一件は、粗品さんと哲夫さんの発言の応酬として消費されがちですが、視点を少し引くと、賞レース全体で起こりやすい論点が含まれています。
たとえば、次のようなテーマです。
- 審査員は短い一言でまとめるべきか
- 視聴者向けの解説を厚くするべきか
- 審査員が複数いるなら発言機会は均等が望ましいのか
- 番組としてのテンポと、審査の丁寧さは両立できるのか
こうした論点は、M-1のように視聴者数が多い番組ほど拡散されやすく、「審査員のあり方」という話題として再燃しやすい傾向があります。
2025年12月21日の決勝で注目されるポイント
決勝が2025年12月21日に控えていることで、視聴者の関心は「当日の振る舞い」に向かいやすくなっています。
特に今回の話題と結びつきやすいのは、次の観点です。
| 注目されやすい点 | 視聴者が気にしやすい理由 |
|---|---|
| コメントの長さ | ネタ後の空気や番組テンポに直結し、SNSで比較されやすい |
| コメント回数のバランス | 「審査員が複数いる意味」に関わるため議論になりやすい |
| 採点理由の言語化 | 点数に納得できるかどうかが大会の印象を左右しやすい |
| 出場者へのリスペクト | 厳しさの有無より「伝え方」が評価されやすい |

当日は『審査の内容』だけでなく『伝え方』もセットで見られやすいです
このように、今回の話題は「2人の関係性」だけではなく、M-1という大舞台の文脈に入った瞬間に、視聴者のチェック項目が増えていきます。
結果として、M-1直前に検索が伸びやすいテーマになっていると考えられます。
M-1グランプリ2025の放送後、哲夫さんの審査コメントや番組全体の反応が出次第、この記事も随時更新します。
まとめ
最後に、現時点で把握できる範囲を事実ベースで整理します。
- 発端として注目されたのは2025年12月13日のTHE W 2025での審査コメント量の差でした
- その後、2025年12月17日に哲夫さんがラジオで審査について言及したと報じられ、話題が拡大しました
- 2025年12月19日に粗品さんがYouTubeで反応したことで、議論が一気に広まりました
- 2025年12月21日のM-1グランプリ決勝が近いことが、注目度をさらに押し上げています
現時点で、2人の関係を決定的な対立や不仲と断定できる確定情報はありません。一方で、審査員の役割や番組演出をめぐる議論が可視化されたことで、M-1本番での哲夫さんのコメントや立ち振る舞いに注目が集まりやすい状況になっています。

M-1当日の審査コメントは、放送直後に追記すると検索ニーズに合いやすいです

