「ノノガ」で注目を集めたファイナリスト・KOKO(瀬下ここ)さん。
圧倒的なダンススキルと存在感で一躍話題となりましたが、惜しくもデビューは逃しました。
この記事では、そんなKOKOさんのこれまでの実績やオーディションでの評価、そして現在の活動までを徹底解説。
2025年6月2日にはちゃんみなさんとのコラボ曲『SAD SONG』がリリースされ、さらなる注目を集めています。
BLACK & WHITEオーディション辞退の真相や、ファンの声も交えて、KOKOさんの“いま”と“これから”を詳しくご紹介します。
KOKO(瀬下ここ)とは何者?これまでの経歴とダンス界での実績を徹底紹介
オーディション番組「No No Girls(ノノガ)」をきっかけに注目を集めたKOKO(瀬下ここ)さん。
その卓越したダンススキルと表現力は視聴者の印象に強く残りました。
一方で、番組で初めて彼女を知ったという方も多く、「一体どんな経歴の持ち主なのか?」「どこでスキルを培ってきたのか?」と興味を持った方も少なくないでしょう。
このセクションでは、KOKOさんのこれまでの歩みと、幼少期から現在までに積み重ねてきた表現者としての実績について、詳しくご紹介します。
5歳から踊り続けた日々!家庭環境が育んだ“表現者”としての素地
KOKOさんの本名は瀬下ここさん。2005年7月25日生まれ、群馬県出身です。
彼女がダンスに出会ったのは、まだ5歳の頃。ダンスインストラクターだった母の影響で、家庭の中にダンスが自然に存在している環境で育ちました。
ジャンルとしてはJAZZをベースに、フリースタイルやコンテンポラリーも自在に操るスタイルを確立。
注目すべきは、幼少期から楽曲選びや構成、振り付けまでを自ら考えていたという点。
小学校低学年の頃にはソロでコンテストに挑戦し、自分の世界観を作り上げる能力を発揮していました。
「踊る」ではなく「伝える」ことに重きを置いたダンスを続けてきたKOKOさんは、まさに“生まれながらの表現者”といえる存在です。
コンテスト実績は全国級 50回以上の優勝・準優勝経験
KOKOさんの実績を語る上で外せないのが、ダンスコンテストでの圧倒的な成績です。
小学校3年生の頃には「ALL JAPAN CHALLENGE CUP 2014」にて優勝。以降も全国大会やダンスバトルで50回以上の入賞経験を積み重ねてきました。
特にソロパフォーマンスでの表現力に長けており、演出力・音の使い方・身体の使い方すべてが一体となったステージングは、他のダンサーと一線を画すものとして知られています。
その表現は、観客や審査員だけでなく、同業者からも高く評価されており、まさに国内トップクラスの若手ダンサーとして名を連ねてきた存在です。
舞台・映画・MVでも活躍!マルチな才能を発揮
KOKOさんの活動は、ダンスだけにとどまりません。
小学校4年生のときには、東京ゲゲゲイのMIKEYさん総合演出による舞台『ASTERISK』に出演。
さらに、ユニット「バニラグロテスク」としても2度の舞台経験を積み、ダンスと演技を融合させた表現力を磨いていきました。
小学6年生で出演した映画『東京ドリーマー』では、役者としてのポテンシャルも披露。
その後、Superflyや東京スカパラダイスオーケストラなど、多くの有名アーティストのMVに出演。その存在感とパフォーマンスで“見つけてしまう人”として注目を集めました。
▼クリープハイプ「鬼」MV キッズダンサーとして出演
高校時代の挑戦 iCON Zにも出場、指導者としての顔も
高校時代にはLDH主催のオーディション『iCON Z Girls Group Audition』にも出場。
「Sugar Pepper」のメンバー候補としてエントリーし、注目を集めました。
[1st Mission🍫]#COCO 意気込みメッセージ✨
— CDL academy (@cdlacademy_twt) June 22, 2022
iCON Zをご覧の皆様
cocoです!
見て頂いている方々に、
素敵なパフォーマンスを
お届けできるよう精一杯頑張ります✨
応援よろしくお願い致します!💕
🍬#SugarPepper #iCONZ#iCONZ_GirlsGroup pic.twitter.com/GdZ984smPW
このオーディションは、のちにMOONCHILDを輩出した注目のプロジェクトとして知られており、KOKOさんの挑戦意欲と実力の高さを裏付ける経歴の一つです。
この頃から、母のスタジオ「LOVE POWER SOUL」でのインストラクター活動も始まり、自ら指導にも携わるようになります。
「教えることで、また自分の表現も磨かれる」という姿勢で、若手ダンサーの育成に取り組みながら、アーティストとしての幅を広げていく。
まさに「教える側でありながら、常に挑戦する表現者」としてのスタンスを確立しています。
また、MBTI診断では「ENTP-A」とされ、柔軟で創造性豊かな思考タイプ。
その特徴は、彼女の振付や選曲、ステージ演出の細部にまで反映されており、「人と違うことを愛す」という座右の銘にも表れています。
次は、KOKOさんが「ノノガ」でどのようなパフォーマンスを見せ、なぜ脱落という結果に至ったのかについて、詳しく解説していきます。
ノノガでの活躍と脱落の理由とは?ちゃんみなさんの評価とその真意
2025年1月に最終審査を迎えたオーディション番組「No No Girls(ノノガ)」は、多くの注目を集めた一大プロジェクト。
その中でも、KOKOさんはファイナリストの中で最も完成度の高いパフォーマーの一人として多くの期待を集めていました。
視聴者からは「絶対デビューすると思っていた」「KOKOがいないノノガは考えられない」といった声も多数見られたほどです。
しかし、最終的には7人のデビューメンバーからは外れるという結果に。
その理由や背景には、プロデューサー・ちゃんみなさんの鋭いアーティスト視点があったと考えられます。
圧倒的な表現力とステージ力で存在感を示したオーディション期間
KOKOさんは、オーディションの各ステージで高い技術力と豊かな表現力を武器に、多彩なパフォーマンスを披露してきました。
特に注目されたのは、ソロ審査における演出と物語性。
曲の中にストーリーを見出し、それを振り付けと感情で表現するスタイルは、まさに“舞台のようなダンス”と称され、多くの視聴者を惹きつけました。
振る舞い、視線、間の取り方など細部まで計算されたパフォーマンスからは、プロの表現者としての完成度がうかがえました。
ちゃんみなさんの評価 圧倒的な完成度ゆえの“限界”
最終審査直前、KOKOさんに対するちゃんみなさんの評価は、一見好意的でありながらも、核心を突いたものでした。
「KOKOが見せたいものが、KOKOの中で固まりすぎてる気がする」
「最終的に辿り着く感情が、いつも同じになってしまっている」
これらの発言からわかるのは、“表現の幅”への懸念です。
KOKOさんのパフォーマンスは非常に完成度が高い反面、どのテーマ・楽曲においても“同じ感情の着地点”に見えるという印象を持たれていたようです。
グループのバランスと“今後の伸びしろ”を見据えた選択
ノノガは、ちゃんみなさんのプロデュース方針により、「個の強さ」だけでなく「グループとしての一体感」を重視していました。
KOKOさんは、まさに“個で輝くタイプ”のパフォーマー。
その突出した存在感が、他のメンバーとのバランスを崩す可能性を考慮されたのかもしれません。
また、「天井が見えそう」という発言もありました。
これは、「これ以上の成長が見えづらい」という意味にもとれますが、逆にいえば「すでに完成された才能」だからこその判断とも言えます。
脱落は終わりではない――むしろ、次の扉を開く“きっかけ”に
KOKOさんの脱落は、多くのファンにとって衝撃だったと同時に、新しい可能性を期待させる瞬間でもありました。
ちゃんみなさんも「グループでなく、個人で輝くべき」とのニュアンスで発言しており、KOKOさんがより自由に表現できる場でこそ、本当の輝きを放つと考えていたようです。
その予感は、後の「SAD SONG」コラボで現実となります。歌声で感情を伝えたKOKOさんに対し、SNSでは「KOKOは“脱落”じゃなく、“次への選択”だったんだ」といった声もあがりました。
ノノガの舞台を通して、彼女は“グループの一員”ではなく、“唯一無二の表現者”として生きることを選んだ――。
そう解釈するならば、脱落は敗北ではなく、むしろ前向きな転機だったのかもしれません。
現在のKOKOは何してる?BLACK & WHITE出演や今後の展望を紹介!
KOKOさんは現在もアーティストとしての活動を継続し、新たな表現の場を探し続けています。
話題となったのは、2025年4月にスタートしたガールズユニットオーディション「BLACK & WHITE」への参加表明。
プロジェクトの中心的存在として注目されていましたが、2025年6月5日に本人の希望で辞退が発表されました。
公式は「将来に向けた真摯な判断」と発表。
ファンの間でも、「安売りしなくていい」「自分のペースで進んでほしい」といった前向きな声が多く見られました。
なお、プロジェクトによって「KOKO」「COCO」と表記が異なっていますが、どちらも瀬下ここさん本人を指す名称であり、同一人物です。
ファンの間でも混同されやすいため、情報を確認する際にはご注意ください。
「SAD SONG」で再び脚光を浴びた表現力
辞退と前後して、2025年6月2日にはちゃんみなさんとノノガファイナリスト10名によるコラボ楽曲『SAD SONG – From THE FIRST TAKE』が配信リリース。
この曲はYouTube公開から10日間で急上昇チャート1位、1000万回再生を突破するなど爆発的な反響を呼び、KOKOさんの“声で感情を伝える力”が新たに評価されるきっかけとなりました。
SNS上では「KOKOの歌声に泣いた」「パフォーマーとしてだけでなくシンガーとしても魅力的」と絶賛の声が広がり、アーティストとしての新たな可能性を提示したと言えるでしょう。
ダンス指導・プロデュース業にも積極的
群馬県にある母親のスタジオ「LOVE POWER SOUL」では、KOKOさんはインストラクターやチームプロデュースとしても活躍。
ソロダンサーとして培った経験をもとに、振付や演出にも深く関わっており、指導者としての評価も高いです。
夢はハリウッド。自己表現の幅をさらに拡大中
KOKOさんが目指すのは、単なる国内アーティストではなく「世界で通用する表現者」。
演技や歌に加え、将来的にはハリウッドでの活躍も視野に入れており、日々スキルアップに取り組んでいます。
「BLACK & WHITE」辞退は終わりではなく、彼女の信念と方向性を再確認するための転機だったと受け取れるのではないでしょうか。
まとめ
KOKO(瀬下ここ)さんは、ノノガでの脱落を経てなお、多方面での活躍を続けています。
ダンスコンテストやMV出演などの豊富な実績を背景に、現在はダンスインストラクターとして後進の育成にも力を注ぎながら、歌や演技など新たな表現分野にも挑戦中です。
2025年6月には、ちゃんみなさんとのコラボ曲『SAD SONG – From THE FIRST TAKE』が配信リリースされ、アーティストとしての新たな一面が注目されました。
さらに、参加予定だった「BLACK & WHITE」オーディションを本人の意志で辞退するという決断も、周囲からは前向きに受け止められ、自らの進路をしっかりと見据えた選択であることが高く評価されています。
ノノガでの脱落は終わりではなく、新たなスタート地点。表現者として成長を続けるKOKOさんの今後の歩みに、これからも多くの人が注目し、応援していくことでしょう。