キッドナップゲームとイカゲームの関係は?制作側が明かした世界戦略

キッドナップゲームとイカゲームの関係は?制作側が明かした世界戦略 ドラマ・映画

2026年10月にスタートする『kiDnap GAME(キッドナップゲーム)』

予告では、複数の都市で人がさらわれ、残された家族たちが謎のゲームへ巻き込まれていく様子が描かれています。

そんな映像を見て、「これって『イカゲーム』を意識しているの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。

実は制作発表では、プロデューサーから『イカゲーム』についての発言も出ています。

「似たゲームを描く作品なのかな?」と思いますよね。でも、制作側が『イカゲーム』を挙げた理由は、ストーリーそのものとは少し違いました。

『キッドナップゲーム』は『イカゲーム』とどこでつながっているのか。作品の位置づけや企画が生まれた背景、さらにフジテレビが海外展開に力を入れている理由まで順番に見ていきます。

キッドナップゲームとイカゲームはどんな関係?

2つの作品名が一緒に検索されていると、「もしかして正式な関連作品?」と思ってしまいますよね。

まずは、現在公表されている情報から両作品の関係を整理します。

イカゲームの日本版として作られた作品ではない

『kiDnap GAME』は、『イカゲーム』を日本向けに作り直した作品ではありません。

『イカゲーム』を原作にした作品ではなく、続編でもありません。

フジテレビが発表しているのは、新しく立ち上げたオリジナルドラマです。

物語では、日本を含むアジアの複数都市で誘拐が起きます。残された家族や恋人たちは、それぞれ大切な人を取り戻すため、突然提示されたゲームに挑まなければなりません。

気になること現時点で分かっていること
『イカゲーム』の日本版?日本版として企画された作品ではありません
リメイク作品?既存作のリメイクではありません
作品同士につながりはある?ストーリー上のつながりは発表されていません
なぜ『イカゲーム』が出てくる?制作側が企画の目標を語る際に名前を挙げています

そのため、『イカゲーム』と同じ世界の物語ではなく、別の企画から生まれたドラマとして見た方が分かりやすいでしょう。

「日本版イカゲーム」という位置づけではないんですね。それでも制作側から名前が出たとなると、なぜ例に挙げたのかが気になります。

『イカゲーム』の名前が出たのは企画の目標を語った場面

両作品が関連付けられる大きな理由は、2026年4月21日の制作発表にあります。

演出とプロデュースを担当する加藤裕将さんは、『kiDnap GAME』の構想が約3年前から進んでいたことを説明しました。

その際、目指していたものを伝える例として『イカゲーム』を挙げています。

「『イカゲーム』のようなグローバルヒット作品」

フジテレビ公式『kiDnap GAME』制作発表イベントレポート

加藤さんが語っていたのは、日本やフジテレビから世界で見てもらえるヒット作を送り出したいという企画の狙いです。

つまり、ここでの『イカゲーム』は、ゲーム内容をまねる対象ではなく、世界規模で成功した作品の例として登場しています。

「『イカゲーム』を意識した」とだけ聞くと内容まで似せたように感じますが、制作発表を確認すると、ニュアンスはかなり違います。

予告だけ見たときとは印象が変わりますね。「イカゲームっぽく作る」ではなく、「イカゲーム級に海外へ広げたい」という話でした。

キッドナップゲームはなぜ海外展開に力を入れている?

『kiDnap GAME』が通常の国内ドラマと少し違うのは、完成した作品をあとから海外へ売るだけの企画ではないところです。

企画を進める段階から日本国外の企業やスタッフが加わり、キャスティングや撮影場所もアジア全体へ広がっています。

日本だけで作るドラマではない

今回のプロジェクトにはフジテレビのほか、香港のMakerVilleと韓国のSimStoryが参加しています。

海外側のパートナーは資金面だけを担当しているわけではありません。制作発表では、現地での撮影にも関わっていることが紹介されました。

さらに撮影地ごとに現地スタッフの力も借りながら進められており、日本の制作チームだけで海外へ撮りに行く形とは異なります。

フジテレビ側も、この作品を海外ビジネスにつなげる重要な一歩として捉えていることを制作発表で明かしています。

海外の会社は配信だけに関わるのかと思いきや、作品を作る段階から参加しているんですね。

放送前から18の国と地域への展開が決まっている

世界を意識した企画であることは、放送エリアを見ても分かります。

2026年9月6日に発表された情報では、日本を含めて18の国と地域で作品が届けられる予定となっています。

まだ日本で第1話も放送されていない段階から、これだけ広い地域での展開が決まっているのは大きなポイントです。

海外での放送・配信については、フジテレビ公式の最新情報でも案内されています。

東京からマニラまで7都市を舞台に物語が進む

舞台設定にも、このドラマのスケールが表れています。

事件が起こるのは1つの国だけではありません。東京・ソウル・台北・シンガポール・バンコク・那覇・マニラの7都市で物語が動いていきます。

都市国・地域
東京日本
ソウル韓国
台北台湾
シンガポールシンガポール
バンコクタイ
那覇日本
マニラフィリピン

各地で誰かが誘拐され、その身近な人物へゲームへの参加を迫る連絡が届くという流れです。

しかも参加者が同じ課題に挑むのではなく、それぞれ別の指令が用意されています。

公式情報では最終的に助けられるのは1人だけという条件も示されており、7つの都市の物語がどう交わるのかも見どころになりそうです。

7人が同じ場所に集められるゲームではないんですね。離れた都市で始まった事件がどうつながるのかも気になります。

坂口健太郎やイ・ジュンギなど各地の俳優を起用

出演者を見ても、日本国内だけを意識したキャスティングではないことが分かります。

日本パートの中心となるのは坂口健太郎さん。韓国の物語にはイ・ジュンギさんが登場します。

ほかにもアリス・クーさん、スタンリー・ヤウさん、キャリー・ウォンさん、ジョエル・トーレさん、プレーオ・ナルポーンカモン・チャイセーンさんなど、各地域で活動する俳優が顔をそろえています。

加藤裕将さんはキャスティングについて、各都市の映像作品などを見ながら役のイメージに合う人物を探していったと制作発表で説明しています。

有名な海外俳優を1人だけ加える形ではなく、7都市それぞれのドラマを現地にゆかりのあるキャストが支える点も、今回の作品ならではです。

キャストを見てもかなり国際的です。日本ドラマに海外俳優が出演するというより、最初からアジア全体で作る作品という印象ですね。

放送後は海外の反応にも注目

『kiDnap GAME』は2026年10月6日21時からフジテレビ系でスタートします。

放送が始まれば、ゲームの内容や映像演出、参加者同士の関係など、『イカゲーム』との具体的な違いもさらに見えてくるでしょう。

そして、18の国と地域で同時に展開されるからこそ、日本国内だけでなく海外でどのような反応が出るのかも注目したいところです。

制作側が企画の原点として掲げた「グローバルヒット」にどこまで近づけるのか。放送開始後には、作品そのものとは別に海外での評価も話題になりそうです。

まとめ

今回は、『キッドナップゲーム』と『イカゲーム』の関係や、制作側が明かした世界戦略についてまとめました。

  • 『kiDnap GAME』は『イカゲーム』の日本版やリメイクではない
  • フジテレビの完全オリジナル作品
  • 制作側は企画の原点として「イカゲームのようなグローバルヒット」に言及
  • 3年前から企画が進められていた
  • 香港・韓国の海外パートナーも制作に参加
  • 物語の舞台はアジア7都市
  • 2026年9月6日時点で18の国と地域で同時放送・配信が決定
  • 坂口健太郎さん、イ・ジュンギさんらアジア各地の俳優が出演

『イカゲーム』の名前だけを見ると、「似たデスゲーム作品なのかな?」と思ってしまいます。

しかし制作側の発言を確認すると、重要なのは作品内容を似せることではなく、『イカゲーム』のように世界中へ届くヒット作を日本から生み出したいという思いだったことが分かります。

海外パートナーとの共同制作、アジア7都市を舞台にしたストーリー、18の国と地域での同時展開など、これまでの日本の地上波ドラマとは少し違った挑戦が詰まった『kiDnap GAME』。

『イカゲーム』を超える作品になるのか、それとも全く違う魅力を持つ作品になるのか。実際のゲーム内容と海外での反応にも注目です。

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