『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を見ていると、法廷で扱われる事件と同じくらい気になってくるのがヨンウ自身の恋や家族のことです。

引用画像:映画.com
物語が後半へ進むにつれてジュノとの関係は揺れ始め、母親テ・スミや、これまで知らなかった家族の存在まで浮かび上がってきます。

「ジュノとは結局どうなる?」「母親とは和解する?」「突然出てくる弟は誰?」と、最終回だけ先に確認したくなる人も多いですよね。
この記事では、最終回でヨンウが迎える結末を最初に確認し、ジュノとの復縁・母親テ・スミ・弟チェ・サンヒョンについて詳しく解説します。
さらに後半では、第1話から第15話までの出来事や、ミョンソク・ミヌ・スヨンの結末まで順番に振り返ります。
※ここからは最終話までの内容を含むネタバレがあります。
- ウヨンウ弁護士は天才肌ネタバレ結末!最終回はどうなる?
- ウヨンウ最終回でジュノと復縁する?
- ウヨンウの母親テスミとの結末は?
- ウヨンウの弟チェサンヒョンは何者?
- ウヨンウ最終話16話を時系列でネタバレ
- ウヨンウ全話ネタバレ!第1話から第15話まで
- 第1話「おかしな弁護士ウ・ヨンウ」
- 第2話「脱げたウェディングドレス」
- 第3話「ペンスでいきます」
- 第4話「三兄弟の乱」
- 第5話「ワイルドカードVS策士」
- 第6話「もし私がクジラだったら…」
- 第7話「ソドク洞物語Ⅰ」
- 第8話「ソドク洞物語Ⅱ」母親の正体が判明
- 第9話「笛吹き男」
- 第10話「手をつなぐのはその次」ヨンウとジュノが交際へ
- 第11話「塩君・胡椒嬢・醤油弁護士」宝くじ当選者を待っていた結末
- 第12話「長江イルカ」勝ったのにスッキリしない裁判
- 第13話「済州島の青い夜Ⅰ」楽しい出張から空気が変わる
- 第14話「済州島の青い夜Ⅱ」好きなのにヨンウから距離を置く
- 第15話「聞かれていない言葉、命じられていないこと」ラオン事件で最終回へ
- ミョンソクやミヌ・スヨンの結末は?
- ウヨンウ最終回の感想・考察
- ウヨンウ弁護士は天才肌のネタバレ結末まとめ
ウヨンウ弁護士は天才肌ネタバレ結末!最終回はどうなる?
先に結末をまとめると、ヨンウの仕事・恋愛・家族はいずれも、未来へつながる形で幕を閉じます。
仕事では、ハンバダで積み重ねてきた働きが認められ、正規の弁護士として採用されます。
一度離れてしまったジュノとも、最終回で互いの気持ちをあらためて確認。
2人は別れたままでは終わらず、もう一度恋人として向き合います。
さらに、テ・スミの息子チェ・サンヒョンが、ヨンウにとって母親が同じで父親が異なる弟であることも判明。
サンヒョンは最終盤のラオン情報流出事件にも深く関わっており、家族の問題とヨンウが担当する仕事が思わぬ形でつながります。
母テ・スミも、自分の立場だけを守り続けるのではなく、息子の問題と向き合う選択を迫られます。
そしてラストでヨンウがたどり着くのが、これまで自分の中でうまく言葉にできなかった「充実感」でした。
| 気になるポイント | 最終的にどうなる? |
|---|---|
| ヨンウとジュノ | 再び恋人として向き合う |
| ヨンウの仕事 | ハンバダで正規採用 |
| テ・スミとの関係 | 普通の母娘には戻らないが直接向き合う |
| チェ・サンヒョン | ヨンウの弟で、自ら事件の真相を話す |
| テ・スミ | 法務部長官候補を辞退する |
| ミョンソク | 亡くならず治療を続ける |

問題が全部なくなる終わり方ではありません。それでも「これからのヨンウなら大丈夫」と思える、明るさの残る最終回です。
ウヨンウ最終回でジュノと復縁する?
ヨンウとジュノは途中で一度別れてしまいますが、最終回では再び恋人として向き合います。
ただし、単純に「好きだから元通り」というだけの復縁ではありません。
2人がなぜ別れ、最終的に何を確認して関係を選び直したのかを見ると、最終回の印象も変わってきます。
ヨンウとジュノはなぜ別れた?
ヨンウがジュノと距離を置こうとした大きなきっかけは、済州島でジュノの姉夫婦に会ったことでした。
ジュノの姉は、弟の交際相手としてヨンウを歓迎しているわけではありませんでした。
その様子を見たヨンウは、「自分と付き合っていることでジュノが困るのではないか」と考えるようになります。
さらに同じ済州島編では、ミョンソクが仕事ばかりを優先した結果、元妻ジスとの関係を失ってしまった過去も語られます。
大切に思っていても関係が壊れることがあると知ったヨンウは、ジュノ本人の気持ちを十分に聞く前に答えを出してしまいます。
「自分と別れた方が、ジュノは幸せになれる」と考えたのです。

気持ちが冷めたわけではないので、見ている側としてはかなりもどかしい別れです。「ジュノ本人の気持ちは?」と思ってしまいます。
ジュノは寂しい時があってもヨンウと一緒にいたい
破局後もジュノは、ヨンウを忘れて別の恋へ進むわけではありません。
最終話で2人が話した時、ジュノはヨンウとの交際について自分自身がどう感じているのかを伝えます。
ヨンウと付き合う中で、ジュノが寂しいと感じる瞬間は確かにあります。
しかし、それだけで2人の時間すべてがつらいわけではありません。
ヨンウと一緒にいることで得られる幸せも、ジュノ自身がちゃんと分かっている。
ヨンウはそこで初めて、ジュノの幸せを決めるのは自分ではなくジュノ本人なのだと受け止めます。
その結果、一度別れた2人は、もう一度恋人として向き合うことになります。

ヨンウとジュノは結婚する?
最終回で描かれるのは、2人が交際を続けることを選ぶところまでです。
結婚や婚約まで描かれているわけではありません。
そのため、「ジュノと最終的に結婚する?」という疑問への答えは、ドラマ本編では結婚までは描かれていないとなります。
それでも、一方的に相手の幸せを決めるのではなく、お互いの気持ちを聞いたうえで関係を選び直したことは、2人にとって大きな一歩です。
日本版『南田南弁護士は天才肌』でも、ヨンウとジュノのような関係がどう描かれるのか気になるところです。
日本版と韓国版のキャスト・役どころの比較では、ジュノにあたるポジションとみられる高橋文哉さん演じる船井湊人についても詳しく紹介しています。
ウヨンウの母親テスミとの結末は?
ヨンウを産んだ母親は、大手法律事務所テサンのテ・スミです。
ヨンウは物語の序盤から母親と暮らしていたわけではなく、父グァンホに育てられました。
母親テスミと父グァンホには学生時代の過去があった
グァンホとスミには、学生時代に交際していた過去があります。
その頃にヨンウを授かりますが、出産後に3人が家族として一緒に暮らすことはありませんでした。
幼いヨンウのそばに残り、育ててきたのは父グァンホです。
一方のスミはその後、法律家として成功し、別の家庭を築きます。
そのためヨンウは成長するまで、自分を産んだ女性が誰なのか知らずにいました。
ヨンウが母親の正体を知ることになるのは、ソドク洞の事件でテ・スミと仕事上の相手として出会ったあとです。
先に「有名な弁護士テ・スミ」として出会い、あとから実の母親だと知るという順番でした。

仕事で対峙していた相手が、実は自分を産んだ母親だったと知る展開。ヨンウがすぐに「母親」として接しないのも自然に感じます。
最終回で母親テスミと和解する?
テ・スミとヨンウは血のつながった母娘ですが、最終回を迎えても一般的な母娘としてやり直すわけではありません。
2人の間には、ヨンウが生まれてから積み重なった長い空白があります。
それでも最終回で、ヨンウは自分からスミのもとへ向かいます。
ただし、ヨンウが求めたのは「今から私の母親になってほしい」ということではありません。
きっかけは、弟サンヒョンがラオン事件に関わっていたことです。
スミは息子の問題を外に出さず守ろうとしますが、ヨンウはそれが本当に弟のためになるのかと考えます。
そしてスミに、「今そばにいるサンヒョンには、母親として向き合ってほしい」という思いを伝えます。
ヨンウ自身が過去にしてもらえなかったことへの埋め合わせではなく、弟がこれからどう生きるのかを優先したのです。

ヨンウが「私を愛して」と求めないところが印象的です。自分の過去と、弟のこれからを分けて考えています。
テスミは最後にどうなる?
息子サンヒョンの関与が明るみに出たことで、テ・スミはそのまま法務部長官を目指す道を進みません。
最終的に法務部長官候補を辞退します。
母と娘が仲の良い親子になるわけではありませんが、ヨンウの言葉はスミの選択にも影響を与えました。
ウヨンウの弟チェサンヒョンは何者?
最終盤で登場するチェ・サンヒョンは、テ・スミを母に持つヨンウの弟です。
ヨンウとは母親が同じで、父親が異なります。
当然、幼い頃から姉弟として一緒に暮らしてきたわけではありません。
弟サンヒョンはラオン事件に関わっていた
サンヒョンは、コンピューターに関して非常に高い能力を持っています。
最終回へつながるオンラインモール「ラオン」の情報流出問題では、不正アクセスを行った人物として浮かび上がります。
きっかけはラオンの共同CEOから話を持ちかけられたことでしたが、結果的に大勢の利用者へ影響する大きな問題へ発展しました。
サンヒョンは自分が関わったことを、まず母テ・スミに打ち明けます。
ところが法務部長官候補という立場にあるスミは、息子の告白が外へ出ることを避けようとします。
それでもサンヒョンは、自分のしたことを隠したままにすることができませんでした。
なぜサンヒョンは姉ヨンウを訪ねた?
母親に事情を話しても、自分が望む形では事件と向き合えないと感じたサンヒョン。
そこで次に頼ったのが、それまで一緒に過ごしたことのない姉ヨンウでした。
サンヒョンはヨンウのもとへ行き、自分が弟であることと、ラオンで何をしたのかを明かします。
さらに、自身の行為について話した動画を保存したUSBをヨンウへ託しました。
突然「弟」として現れた存在ですが、ヨンウはサンヒョンの話を拒みません。
どうすれば本人が正しい形で真実を話せるのかを考え、母スミとも向き合います。
弟サンヒョンは最終回でどうなる?
最終的にサンヒョンは、母親の立場の後ろに隠れる道を選びません。
自分がラオンへ不正アクセスしたことを、自分自身の口で明らかにします。
母親に守られたまま事件を伏せるのではなく、自分のしたことを認める道を選びました。
ヨンウが弟の問題を代わりに解決したわけではありません。
サンヒョンが自分で責任と向き合えるよう、ヨンウが背中を押したと見ることができます。

せっかく姉弟だと分かったところで最終回なので、その後ヨンウとサンヒョンがどう接していくのかも見たくなります。
ウヨンウ最終話16話を時系列でネタバレ
第16話「おかしくて特別だけど」では、これまで別々に進んでいたラオン事件・家族・ジュノとの恋・ヨンウの仕事が一気につながります。
- サンヒョンがヨンウを訪ね、ラオン事件への関与を告白する
- ヨンウがテ・スミと会い、息子に真実を話させてほしいと求める
- サンヒョンが自ら事件への関与を明らかにする
- テ・スミが法務部長官候補を辞退する
- ジュノがヨンウへ気持ちを伝え、2人がもう一度恋人として向き合う
- ヨンウのハンバダ正規採用が決まる
- ラストでヨンウが「充実感」にたどり着く
最終回では単に事件が解決するだけではありません。
家族・恋愛・仕事のすべてで、ヨンウが自分なりの答えを見つけていく流れになっています。

弟、母親、ジュノ、仕事と順番に動くので内容はかなり濃い最終回です。それでも最後はきちんとヨンウ自身の物語に戻ってきます。
ウヨンウ全話ネタバレ!第1話から第15話まで
最終話だけでも結末は分かりますが、ヨンウがそこへたどり着くまでには、仕事・友情・恋・家族をめぐるさまざまな出来事がありました。
ここからは、第1話から第15話までを順番に詳しく振り返ります。
第1話「おかしな弁護士ウ・ヨンウ」
幼い頃のヨンウは、自分からほとんど言葉を発しませんでした。
ところが5歳のある日、父グァンホが家主の夫から暴力を受ける場面を目にすると、それまで読んでいた法律書の内容を突然口にします。
ここで初めて、ヨンウが法律の文章を驚くほど正確に覚えていることが周囲にも伝わります。
成長したヨンウはソウル大学ロースクールで優秀な成績を収め、法律事務所ハンバダで新人弁護士として働くことに。
出勤初日から回転ドアに苦戦し、そこで助けてくれたのがイ・ジュノでした。
初めて任された案件は、ヨンウが子供の頃から知っているチェ・ヨンランの事件です。
ヨンランは夫をアイロンで殴ったことで重い罪に問われますが、ヨンウは夫の脳出血がその一撃だけで起きたとは限らない点に着目。
結果として殺人未遂ではなく傷害として扱われ、執行猶予がつきます。

初出勤だけでも大変そうなのに、すぐに事件の見方を変えてしまうのがヨンウらしい第1話です。ジュノとの出会いもここから始まります。
第2話「脱げたウェディングドレス」
華やかな結婚式の最中、新婦キム・ファヨンのドレスに思わぬトラブルが起こります。
ドレスがずれたことで背中のタトゥーが参列者に見えてしまい、新婦の父親はホテルへ責任を求めます。
ヨンウたちはホテル側の事情を探るため調査を開始。
その過程では、ヨンウとジュノが恋人を装って動く場面もあります。
調べていくと、本来とは違うサイズのドレスへ変更されていたことも判明します。
ところがファヨンは、最後まで父親の望む形で争うことを選びません。
訴えを取り下げ、自分の信仰や恋人について父へ伝え、自分の人生を自分で決める方向へ進みます。
第3話「ペンスでいきます」
次にヨンウが向き合うのは、自閉症のあるキム・ジョンフンが兄の死亡に関係したとされる事件です。
言葉でのやり取りが難しいジョンフンに対し、ヨンウは彼が好きなキャラクターをきっかけに距離を縮めます。
調べていくと、亡くなった兄には以前から自ら命を絶とうとした形跡がありました。
さらにヨンウは、ジョンフンの行動が攻撃ではなく兄を助けるためのものだった可能性へたどり着きます。
ところが法廷では、事件だけでなくヨンウ自身の自閉症まで争いの材料として扱われます。
大きく傷ついたヨンウは、ハンバダを辞めるつもりで退職届を提出します。

ジョンフンを理解できる強みがある一方、そのヨンウ自身も偏見にさらされます。弁護士を続けるか迷うのも無理はないと思える回です。
第4話「三兄弟の乱」
ハンバダから離れていたヨンウのもとへ、親友トン・グラミから相談が持ち込まれます。
グラミの父親が兄たちの言葉を信じた結果、土地の相続で大きく不利になる契約を結んでいました。
正式な担当弁護士ではないヨンウも、親友の家族を助けるため知恵を絞ります。
兄たちとのやり取りから状況が変わり、最終的には兄弟で土地を分ける形へ。
さらに、ヨンウが提出した退職届をミョンソクが処理していなかったことも分かります。
こうしてヨンウは再びハンバダで弁護士として働き始めます。
第5話「ワイルドカードVS策士」
第5話では、ATMをめぐる特許争いでヨンウとクォン・ミヌが同じ案件を担当します。
ひらめきで状況を変えるヨンウに対し、ミヌは勝負のために先を読んで動くタイプです。
案件は依頼企業にとって有利な方向へ進みますが、その裏では相手企業が深刻な状況に追い込まれていきます。
裁判で結果を出しても、誰にとっても良い結果になるとは限りません。
ヨンウにとって、弁護士は「勝てばそれでいい仕事なのか」を考えるきっかけとなる事件でした。
第6話「もし私がクジラだったら…」
スヨンが関わっていた脱北者ギェ・ヒャンシムの事件を、ヨンウも一緒に担当します。
ヒャンシムは罪に問われる立場でしたが、幼い娘を残して刑務所へ入ることを避けるため、すぐには出頭しませんでした。
それから5年後、娘が成長したところで自ら警察へ出向きます。
裁判では事情が考慮され、刑務所へ入らずに済む判決となりました。
子供を思って行動したヒャンシムを見たヨンウの中には、これまであまり触れてこなかった疑問が浮かびます。
「自分を産んだ母親は、どんな人なのだろう」という疑問です。

事件そのものだけでなく、依頼人の母親としての姿を見たことが、ヨンウ自身の出生へ目を向けるきっかけになります。
ヨンウを象徴するクジラやキンパが日本版でどう描かれるのかも気になるところです。
『南田南弁護士は天才肌』と韓国版『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の違いでは、原作との関係も含めて比較しています。
第7話「ソドク洞物語Ⅰ」
高速道路の建設ルートによって、生活環境が大きく変わってしまうソドク洞。
村の人たちは計画に反対し、ハンバダへ助けを求めます。
裁判でヨンウたちの前に立つ相手側の中心人物が、テサン法律事務所のテ・スミです。
ヨンウは記憶していた資料や情報をつなぎ合わせ、道路計画の進め方に疑問があることを見つけていきます。
同じ頃、職場では別の問題も起きていました。
ヨンウの採用方法に納得していないミヌが、社内の匿名掲示板で採用の公平性を問題にする投稿をしたのです。
第8話「ソドク洞物語Ⅱ」母親の正体が判明
テ・スミはヨンウの弁護士としての能力に興味を持ち、テサンへ来ないかと声をかけます。
その誘いを父グァンホへ話したことで、ヨンウは思いもしなかった出生の秘密を知ることに。
目の前で争っていたテ・スミが、実は自分を産んだ女性だったのです。
グァンホとスミは学生時代に交際しており、その頃にヨンウを授かりました。
出産後はグァンホがヨンウを育て、スミは別の道を歩んでいます。
事実を知ったヨンウは、スミの誘いにそのまま応じません。
自分がスミの娘であることを直接明かし、テサンでは働かない意思を伝えます。
法律事務所同士の争いだったソドク洞編が、ここで一気にヨンウ自身の家族の物語へつながります。

テ・スミが母親だと分かっても、ヨンウが急に親子らしい関係を求めないところが、この後の最終回にもつながっています。
第9話「笛吹き男」
第9話で依頼人となるのは、自らを「子供解放軍」と名乗るバン・グッポンです。
学習塾へ向かう子供たちをバスごと連れ出したため誘拐事件となりますが、彼が考えていたことは一般的な誘拐犯とはかなり違いました。
朝から夜まで勉強に追われる子供たちを外へ連れ出し、食べたり遊んだりする時間を与えたかったのです。
もちろん手段には問題がありますが、裁判では大人が決めた生活の中で、子供の幸せはどこにあるのかが問われます。
そして、この頃にはヨンウとジュノの関係にもはっきりした変化が。
それまで互いに気になる存在だった2人が、好意を言葉や行動で示す段階へ進んでいきます。
第10話「手をつなぐのはその次」ヨンウとジュノが交際へ
第10話では、知的障害のある女性シン・ヘヨンと、交際相手ヤン・ジョンイルをめぐる裁判が描かれます。
ジョンイルには準強姦の疑いがかけられますが、ヘヨン本人は恋人として付き合っていたという認識です。
一方、周囲からは「本人の意思だったのか」「相手に利用されていないか」と疑問を持たれます。
ここで問われるのは、事件の有罪・無罪だけではありません。
障害のある人の恋愛について、本人の気持ちと周囲の保護をどう考えるのかという簡単には答えを出せないテーマが中心にあります。
そしてヨンウ自身も、この回から恋愛する側になります。
ジュノとはこれまで少しずつ距離を縮めてきましたが、ついにお互いの気持ちを確かめて交際へ。
初めてのキスもあり、ヨンウにとって「好きな人がいる」という段階から、恋人との関係を実際に築いていく段階へ進みます。

事件では「本人の恋愛する気持ち」が問われる一方、ヨンウ自身も初めて恋人になるという重なり方が印象的です。
第11話「塩君・胡椒嬢・醤油弁護士」宝くじ当選者を待っていた結末
第11話の発端は、3人で購入した宝くじの当選金です。
大金が当たったあと、「当選したら3人で分ける」という約束が本当にあったのかが争いになります。
裁判では分配の約束が認められ、宝くじの問題はいったん決着します。
ところが、その後ヨンウたちは当選者シン・イルスに別の事情があることに気づきます。
イルスには妻以外の女性がおり、当選金を得たことで家庭を捨てようとしていました。
妻が何も知らないことを気にしたヨンウとジュノは、何とか知らせる方法を考えます。
しかし、その途中で事態は思わぬ方向へ。
イルスが交通事故に遭い、そのまま亡くなってしまいます。
突然目の前で起きた事故にヨンウは大きく動揺。
ジュノはそんなヨンウに寄り添い、恋人として支える姿を見せます。
第12話「長江イルカ」勝ったのにスッキリしない裁判
第12話でハンバダが担当するのは、保険会社の人員整理をめぐる訴訟です。
会社は夫婦で働く社員のうち妻側へ退職を促しており、女性社員たちは性別による不公平な扱いではないかと訴えます。
ヨンウたちが弁護するのは会社側。
反対側には、自分が守りたいものをはっきり持った弁護士リュ・ジェスクが立ちます。
結果だけを見るとハンバダにとって悪くありませんが、ヨンウの心には引っかかるものが残ります。
「依頼された裁判に勝つだけで、自分がなりたい弁護士になれているのか」と考えるようになるのです。
恋愛では、ジュノとの「付き合った後」の難しさも見え始めます。
ジュノにとって恋人になったことは大きな変化ですが、ヨンウは交際前と同じように行動することもあります。
そのためジュノは、自分だけが恋人らしさを求めているような寂しさを抱きます。

裁判では「どんな弁護士になりたいか」、恋愛では「どんな恋人でいたいか」。ヨンウが2つの答えを探し始める回にも見えます。
第13話「済州島の青い夜Ⅰ」楽しい出張から空気が変わる
次の案件でヨンウたちが向かったのは済州島です。
争われるのは、寺院ファンジサ付近を通る際に徴収される料金について。
グラミたちも加わり、最初は旅行のような雰囲気もあります。
しかしヨンウにとって、この済州島行きはジュノとの関係を考え直すきっかけになってしまいます。
ジュノの姉夫婦に会ったヨンウは、姉が弟の交際相手として自分を歓迎していないことを知ります。
ジュノ本人ではなく、その家族から見た2人の関係を初めて強く意識することになりました。
「自分と付き合っていることでジュノが困ることもあるのでは」という考えが、ヨンウの中に入り込みます。
さらにミョンソクの体調も悪化し、裁判中に突然倒れてしまいます。
韓国版では済州島も印象的な舞台として登場しますが、日本版ではどこで撮影されているのでしょうか。
『南田南弁護士は天才肌』のロケ地・撮影場所では、水戸市のホテルなど判明している場所をまとめています。
第14話「済州島の青い夜Ⅱ」好きなのにヨンウから距離を置く
病院で検査を受けたミョンソクには、胃がんステージ3が見つかります。
病気をきっかけに、ミョンソクは仕事ばかりを優先してきた自分の生活を振り返ります。
特に思い返すのが、元妻ジスとの結婚生活です。
仕事に夢中になるあまり、大切な人との関係を失ってしまったミョンソク。
その話はヨンウにも無関係ではありませんでした。
すでにジュノの姉の言葉が心に残っていたヨンウは、自分とジュノがこのまま付き合う未来を悪い方向へ想像してしまいます。
そして、ジュノが「一緒にいたい」と思っていることより、自分が考えたジュノの将来を優先してしまいました。
ヨンウは自分から交際を終わらせようとします。
しかしこれは、愛情が冷めたためではありません。
好きだからこそ、自分がそばにいない方が相手のためになると判断してしまった結果でした。

ジュノの気持ちを聞く前に「離れた方がいい」と決めてしまうので、見ている側としてはかなりもどかしい別れです。
第15話「聞かれていない言葉、命じられていないこと」ラオン事件で最終回へ
第15話から始まるのが、最終回の中心となるラオンの情報流出問題です。
オンラインモール「ラオン」から、大量の利用者情報が外部へ漏れてしまいます。
会社側の代理人となったのはハンバダですが、頼りになるミョンソクは治療中。
代わって案件を仕切るのがチャン・スンジュンです。
ところがスンジュンは、ヨンウの独特な考え方を生かそうとはしません。
ヨンウが裁判の流れを変えそうな点に気づいても、なかなか取り合ってもらえず、ついには担当から外されてしまいます。
そんなヨンウを支えるのがスヨンとミヌでした。
特にミヌは、これまでヨンウを邪魔する側にいることが多かった人物です。
それだけに、ヨンウを排除するのではなく守る側へ回ったことは前半との大きな違いです。
そしてエンディングで、この事件が単なる企業のトラブルではないことが分かります。
不正アクセスを行った人物として現れたのは、テ・スミの息子チェ・サンヒョン。
ラオン事件がヨンウの知らなかった家族へとつながり、物語は最終話へ続きます。
ミョンソクやミヌ・スヨンの結末は?
最終回では、ヨンウ以外のメンバーにもそれぞれ今後を感じさせる描写があります。
ミョンソクは亡くならず治療を続ける
済州島で倒れたミョンソクには、胃がんステージ3が見つかります。
かなり心配になる展開ですが、ドラマの中で亡くなることはありません。
治療を受けながら、これまで仕事ばかりを優先してきた自分自身について考えるようになります。
元妻ジスとの時間も含め、これからは仕事だけではない人生を選べるのかという余韻が残されています。
ミヌとスヨンは付き合う?
前半のミヌは、ヨンウを強くライバル視する人物でした。
採用の経緯を問題視し、ヨンウに不利になるよう動くこともあります。
そんなミヌに変化が見え始めるのが後半です。
スヨンを意識するようになり、以前なら敵対していたヨンウを助ける行動も取るようになります。
スヨンとの間には恋愛へ発展しそうな雰囲気がありますが、正式に交際したところまでは描かれていません。

ミヌとスヨンは「付き合った」と言い切れるところまでは描かれません。だからこそ、その後を想像したくなる2人でもあります。
ウヨンウ最終回の感想・考察
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の最終回は前向きですが、すべての人物関係を完全に決着させた終わり方ではありません。
だからこそ、見終わったあとにも気になる部分が残ります。
ジュノと復縁できたことだけがハッピーエンドではない
恋愛面では、やはりヨンウとジュノが別れたまま終わらなかったことに安心した人も多いのではないでしょうか。
ただ、2人の結末で大切なのは「復縁した」という結果だけではありません。
ジュノはヨンウとの関係について、寂しい瞬間もあることを認めています。
そのうえで、それでも一緒にいる時間を自分で選ぶと伝えました。
ヨンウも、相手を思って勝手に答えを出すのではなく、本人の気持ちを聞くことへ一歩進んでいます。
テスミを単純な悪い母親だけでは見切れない
テ・スミについては、ヨンウを自分で育てなかったことから厳しい印象を持った人もいるでしょう。
一方で、物語を最後まで見ると、過去の選択・現在の家庭・法律家としての立場を抱えた複雑な人物として描かれています。
最終回でも、ヨンウと突然理想的な母娘になるわけではありません。
むしろ、簡単に「仲直り」で終わらせなかったことで、長い空白はすぐには埋まらないことも伝わってきます。
自閉症の描写は受け止め方が分かれる部分も
ヨンウの姿に「自分にも似たところがある」と感じる人がいる一方、同じ診断名でも特徴や困りごとは一人ひとり異なります。
ヨンウは非常に高い記憶力を持つ人物として描かれているため、ヨンウ一人の人物像を自閉症全体の姿として見ることはできません。
特徴的な話し方や仕草、天才的な能力だけを見るのではなく、ヨンウという一人の人物の物語として見ることも大切な部分です。

ヨンウに共感する人もいれば、「自分とは違う」と感じる人もいます。ドラマの主人公一人だけで全部を表しているわけではありません。
ミヌは急に変わりすぎ?という見方も
ミヌについては、前半でヨンウに対して取っていた行動がかなり強かっただけに、後半の変化を急に感じる人もいるかもしれません。
特に、ヨンウへの謝罪が大きく描かれないまま、スヨンとの恋愛を思わせる展開へ進むところは引っかかりやすい部分です。
その一方で、ラオン事件では以前とは違い、ヨンウを排除する側ではなく支える側へ回っています。
最終盤まで含めて、ミヌ自身の変化を描いたと見ることもできます。
最終回のその先も見たくなる
最終話は明るく終わりますが、まだ先が気になる関係はいくつもあります。
- ヨンウとジュノは今後どんな恋人になるのか
- ヨンウとテ・スミの関係は変化していくのか
- サンヒョンとヨンウは姉弟として交流するのか
- ミヌとスヨンの恋は進むのか
- ミョンソクの治療や元妻ジスとの関係はどうなるのか
こうした部分には、まだ想像できる余地が残っています。
「結末には満足したけれど、このメンバーの続きをもっと見たい」と思わせる終わり方でもあります。
ウヨンウ弁護士は天才肌のネタバレ結末まとめ
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の最終回や、ジュノ・母親・弟との結末を詳しく紹介しました。
- ヨンウはハンバダで正規採用される
- ジュノとは済州島編で一度別れるが、最終回で再び恋人として向き合う
- ジュノとの結婚までは描かれていない
- テ・スミはヨンウを産んだ母親
- ヨンウを育てたのは父グァンホ
- ヨンウとテ・スミは普通の母娘としてやり直すわけではない
- チェ・サンヒョンはヨンウと母親が同じで、父親が異なる弟
- サンヒョンはラオン事件について自分で真実を話す
- テ・スミは法務部長官候補を辞退する
- ミョンソクは亡くならず、病気の治療を続ける
- ミヌとスヨンは恋愛を思わせる関係を残して終了する
最終回は、ヨンウの人生からすべての悩みや偏見が消える物語ではありません。
それでも弁護士として認められ、ジュノとの関係にももう一度向き合い、母親には自分の言葉を伝え、弟が自分の責任と向き合うためにも動きました。
「普通になったから幸せになった」のではなく、ヨンウがヨンウのまま前へ進んでいく。
そして最後に、自分なりの「充実感」へたどり着いたことが、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』らしい結末だったのではないでしょうか。

ジュノとの復縁もうれしいですが、最後にヨンウ自身が「今の自分も悪くない」と感じられるようになったことが、一番大きな変化かもしれません。
日本版『南田南弁護士は天才肌』でも、ジュノにあたる人物との恋愛や、母親・弟の物語がどこまで引き継がれるのか注目です。
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